ジャパンホームワンドで外壁塗装を頼んでもいい?口コミ・評判を解説

ジャパンホームワンドという会社を知っている方は、外壁塗装の訪問営業を受けた方か塗装業界の方でしょう。
訪問営業の流れで外壁塗装の工事を仮契約したけど、実際にこの会社で外壁塗装を行ってもいいのか?というお問い合わせを良くいただきます。
そこで今回は下記の3つについて解説します。
- ジャパンホームワンド社は信頼できるのか
- 外壁塗装の工事を依頼してもいいのか
- イノセンス塗料のメリット・デメリット
この会社、本当に大丈夫かな?と不安な方へ
外壁塗装パートナーズでは、地元で信頼できる塗装店で見積比較ができます。
見積りを既に持っている方は、外壁塗装アドバイザーによる価格チェックが可能です。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
ジャパンホームワンドってどんな会社?怪しい?
ジャパンホームワンドは元々「コミュニケーションワン」という2000年設立の太陽光発電設備の販売会社でした。
その後2016年にリフォーム総合企業としてホーム事業部を開設し、2017年に現在のジャパンホームワンドの元となる「ELJホーム」を設立しました。
太陽光発電設備の訪問営業では以前から有名な会社で、全国に13の支店があります。
現在は事業の中でも太陽光発電事業・外壁塗装事業に特に力を入れており、ジャパンホームワンドからリフォームの提案を聞かれている方もどちらかをご検討の方が多いです。
いずれも営業マンの訪問をきっかけに検討を始める方が多く、お客様の声を見ても訪問がきっかけで工事をされた方の感想が見受けられます。
ジャパンホームワンドでの外壁塗装の評判は?悪評はある?
ジャパンホームワンドの良い評判
国内で1社しか取り扱えない耐久性に優れた特殊塗料を提案することができ、担当営業さんの対応がきめ細やかという意見も見かけます。
また塗装と一緒に太陽光発電やオール電化の提案を受け魅力を感じ、併せて導入している方も多いようです。
ジャパンホームワンド悪い評判
一般的な塗装の相場から見て施工金額が高く、工事も下請けに依頼するため担当する会社によって仕上がりや現場での対応に差が出るケースがあります。
また、実際はまだ塗装が必要ない築浅の物件でも塗装を提案しているケースも多いです。
ジャパンホームワンドの外壁塗装の価格は?
外壁塗装の価格は壁の面積や塗料のグレードにより異なりますが、ジャパンホームワンドの提案は一般的な塗装の相場と比較して高い傾向にあります。
ジャパンホームワンドではイノセンスという国内で自社しか取り扱いのない塗料を提案しています。
30坪前後の家で外壁塗装で大体130〜160万程の提案が多いです。
イノセンスに関しては後ほど改めて解説をしますが、もしイノセンスと同条件で提案をした場合の外壁塗装の相場は100〜130万です。
以上の事を踏まえるとジャパンホームワンドの提案は割高と言えるでしょう。
金額が高くなる理由はいくつかありますが、ジャパンホームワンドの場合は特に下記の三点が要因となっています。
①訪問営業に力を入れているため営業のバックマージンが発生する。
②会社の規模が大きいため施工費以外の必要経費が多い。
③工事を下請けに依頼するため中間マージンが発生する。
ジャパンホームワンド社は悪徳業者ではありませんが、価格は高い傾向にあるので1社しか見積を取っていない場合価格を比較してみることをおすすめします。
ジャパンホームワンドの外壁塗装の特徴
メリット
・会社規模が大きい
・国内で唯一イノセンスの提案ができる
・太陽光発電やオール電化システムを一緒に検討できる
ジャパンホームワンドは全国に支店が13社とリフォーム店の中ではかなり規模が大きいです。
また、日本のイノセンス販売元となっている会社が特別認定施工店の契約をジャパンホームワンドと取り交わしており、ジャパンホームワンドのみがイノセンスを提案可能です。
外装工事の他に太陽光発電の設置・オール電化リフォームにも力を入れているため、いずれも下請けの会社や取りまとめのリフォーム店への外注になりますが、
一括で対応してくれるため複数の業者を自分で探すより手間がかかりません。
デメリット
・金額が高い
・工事が下請けに外注される
・イノセンスが外壁に適していない場合がある
やはり最大のデメリットは金額の高さにあると思います。
安かろう悪かろうを避けるために多少高くても良いという考え方もあります。
しかしわざわざ高い金額で工事をする必要はありません。塗装には住宅ごとに適正な相場があります。
塗装に限らず訪問営業がメイン会社の提案が高くなるのは営業さんへのバックマージン、下請けさんへの中間マージンの影響が大きいです。
そして最大の特徴でもある提案塗料のイノセンスですが、特殊塗料のため住宅によってはあまりお勧めできないケースもあります。
ジャパンホームワンドのオリジナル塗料のイノセンス塗料について
イノセンスはアメリカ塗料メーカーで「ピュアアクリル」という種類に分類される塗料です。
もともとアクリル塗料は一昔前の住宅塗装でよく利用されていた塗料です。
安価ですが耐久年数が5年と短く、近年では外壁塗装に使われることはありません。
ピュアアクリルはこの通常のアクリル塗料に含まれる不純物を取り除いた塗料で耐久年数は15年程です。
ピュアアクリルの一番の特徴は ゴムのように伸びる弾性で、ヒビ割れができても塗膜がヒビを覆うため防水性が持続します。
しかしデメリットもあります。
前述のとおり柔らかいゴム質の塗料なので雨や風、排ガスなどの汚れが付着しやすく、早いと3〜5年ほどで美観が損なわれてしまいます。
ピュアアクリル塗料はサイディング外壁に適していないので注意
ピュアアクリルはサイディングボードの外壁には適していません。サイディングボードはセメントと繊維質を原料とした建材です。
熱を吸収しやすく、特に夏場は表面が非常に高温になります。外壁が高温になると弾性塗料は膨らみが出てしまいます。
サイディングボード自体がひび割れが起きにくい外壁材でもあり、ピュアアクリルで塗装をするメリットがないです。
前述の通りイノセンスは国内でジャパンホームワンドしか取り扱う事ができませんが、他のピュアアクリル塗料なら提案が可能です。
特にオーストラリアの塗料メーカーのアステックペイントが製造しているピュアアクリル塗料は近年国内で取り扱い店が急増しています。
福岡を本社にアステックペイントジャパンとして企業規模を拡大しており、ピュアアクリルの他にも人気塗料が多数販売されています。
更に販売価格もイノセンスよりもリーズナブルです。
外壁塗装アドバイザー
金井のコメント
まとめ
ジャパンホームワンドで外壁塗装をやろうと思っている方は、まずは自社施工の塗装店でもお見積もりを取って比較してみるとよいでしょう。
外壁塗装パートナーズは、厳しい基準で審査を通った自社施工の塗装店のみを紹介しています。
無料で外壁専門のアドバイザーに相談から見積までできるのでまずは下記フォームよりお問い合わせ下さい。
業者選びでよくある質問
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信頼できる会社ですか
規模としては大きめの会社です。
前身の太陽光発電の販売会社コミュニケーションワンの設立から20年以上経過しており、支店も全国に13店舗あります。
しかし価格は相場より高い提案が多めです。 -
どんな塗料を提案をして貰えますか
基本的にはイノセンスの提案がメインです。
イノセンスやピュアアクリルにこだわらないなら他の会社の方が提案の幅が広い可能性があります。
この会社、本当に大丈夫かな?と不安な方へ
外壁塗装パートナーズでは、地元で信頼できる塗装店で見積比較ができます。
見積りを既に持っている方は、外壁塗装アドバイザーによる価格チェックが可能です。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
オリジナル塗料には以下のような注意点もあります。
・そのメーカーでしか扱われていないため、どのような不具合があるか分かりにくい
・塗料の性能が分かりにくく、他社製品と比較しにくい
・塗料価格が耐用年数に見合っているか判断できない
そのため、製造メーカー、耐用年数、価格などが分かる、自宅の外壁に合った塗料で施工するのが安心かもしれません