ウレタン塗装に適している人3選!メリット・デメリットを徹底解説

ウレタン塗装に適している人3選!メリット・デメリットを徹底解説

ウレタン樹脂塗料とは?

ウレタン(ポリウレタン)樹脂塗料は、車の塗装にも使われるメジャーな塗料です。

以前は人気塗料でしたが、シリコンが登場し価格が下がってからは、価格と耐用年数を比較するとシリコンのほうが優れているためシリコン樹脂塗料が主流となります。

そんなウレタン樹脂塗料ですが、まだまだ塗装業者からは馴染みのある塗料です。

今回は、ウレタン樹脂塗料のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

ウレタン塗装の特徴

  • 耐摩耗性(傷に強い)、弾力性、付着性がいい(すぐなじむ)
  • 傷に強い
  • 弾力性があるためコンクリートや木材と相性がいい
  • 防藻性・防カビ性がある

ウレタン樹脂塗料は、フッ素樹脂塗料の次に傷に強いです。
また、弾力性にも富んでいて、よくコーキング材(壁の隙間を埋めて雨漏り等が発生しないようにする目地材)に使用されています。

また、コンクリートや木と相性がいい塗料です。

木は動き(伸縮性があり、変形する)があるため、塗料が固いとひび割れを起こします。
その分弾力性があると、木の動きに適応できるので、ウレタンは木との相性がバツグンです。

他にも防藻性・防カビ性(カビや藻の発生を抑える)など、といった性能を兼ね備えています。

ただ、各メーカーが出している塗料によって性能が異なりますので、必ず塗装業者から提案された塗料の性能を確認してください。

ウレタン塗装のメリット

  • 価格は安価
  • とにかくひび割れ(クラック)に強い
  • 塗装業者の施工が慣れている塗料である

価格が安い

ウレタン塗装の最大のメリットは価格を抑えられる点です。

ウレタン塗装価格相場は1㎡あたり1,500~2,000円です。

上位のグレードの塗料と価格を比較すると半分程の価格で抑えられることもあります。

塗料の中でも最も安いのはアクリル塗料ですが、ウレタン塗料はそれ次ぐ安さとなっているのが魅力的な点です。

ひび割れにめっぽう強い

元々、ウレタンが持つ性質として耐摩耗性が大きく、弾力性があります。

ウレタンは弾性があり、耐摩耗性が大きいという特徴があります。

耐摩耗性とは、材料同士で摩擦が起きても傷がつきにくい性質のことです。

弾性とは、ゴムのように伸びる柔らかい性質のことです。

この弾性があるため塗装面にひび割れが起きにくいです

つまり、ウレタンで作られた塗膜(塗装で作られる膜)は傷に強い塗膜になります。

シリコン樹脂塗料は柔軟性がありますが、固化するとひび割れを起こしやすいです。

逆にウレタン樹脂塗料は、弾力性があるのでひび割れが起きにくく、しかも木と相性がいいです。

木材は時間経過で少しずつ形を変えるため、伸びる性質を持たない塗料では変化に対応できませんがウレタン塗装であれば塗った面の形に合わせて伸縮します。

また、柔らかい塗料のため、細部塗装(雨どい、鉄板等)に最も適した塗料です。

昔ながらの塗装業者さんは、馴染みのある塗料ですのでよく使用されることがあります。

塗装業者が慣れている塗料である

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ウレタン塗料は長年使われていた塗料です。なので業者も扱いなれているという利点もあります。

色も豊富で防カビ性能がある塗料など種類も多く塗料選びの選択肢は広いです。

また、ウレタン塗料は独特の艶、光沢があり高級家具などの仕上げにもよく使われています。

近年では敢えて艶を抑えたマットな仕上がりの塗料も人気ですがウレタン独特の高級感が好きという方も多いのではないでしょうか。

ウレタン塗装のデメリット

  • 耐用年数がシリコン樹脂塗料よりも浅い
  • 紫外線や汚れに弱いので、劣化しやすい

耐用年数がシリコン樹脂塗料よりも浅い

多数のメリットがあるウレタン塗料ですが、近年はウレタンのみで全面を塗装することは非常に珍しくなりました。

価格が安い分耐久年数も短く、ウレタンで塗装をした場合は8〜10年で塗り替えが必要です。

一回の支払い額はウレタンの方が安く済みますが、その分文字塗装の回数が増えてしまう文字ため長い目で考えるとトータルの支払額は高くついてしまう可能性がありコストパフォーマンスが良いとは言えません。

ウレタン樹脂塗料が適している箇所はウレタン樹脂塗料を使う、といった選び方が塗装費用を節約する秘訣です。

紫外線や汚れに弱いので、劣化しやすい

ウレタン塗料は紫外線に弱く、紫外線の影響を特に受ける屋根や南面・東面の外壁では変色して黄色くなってしまうことがあります。

ウレタン塗装で使用する塗料の水性と油性の違いとは?

ウレタン塗料に関わらず塗料には水性と油性があります。

水性塗料は水で薄めて使う塗料です。一方油性塗料とは溶剤で薄めて使う塗料です。

溶剤とは有機物を溶かす液体の事を指しており、皆さん聞き馴染みがあるシンナーなども溶剤の一種です。

油性ウレタン塗料の特徴

一般的には水性塗料よりも油性塗料の方が耐久性が高いです。

しかし現在は油性塗料を選ばれる方は非常に少なくなっています。

シンナーでイメージできるかと思いますが、油性塗料は水性塗料と比較しても匂いがきつく鼻をツーンと刺すような刺激臭がします。

外壁・屋根全面を塗装する場合は10~14日ほど日数がかかるため、その期間ずっと足場のシートの中に匂いがこもってしまうのはなかなか厳しい条件ではないでしょうか。

また化学物質過敏症の方だと体調に支障をきたす場合もありますので、施工期間は一時的にホテルに泊まるなども検討する必要があります。

水性ウレタン塗料の特徴

水性塗料の特徴は上で述べた油性塗料の特徴とほぼ真逆といっていいでしょう。

耐久年数は油性塗料よりも短くかつ、艶も落ちやすいのですが臭いが少ないです。

近年は水性塗料を選ばれる方が多いため主要メーカーも油性塗料よりも水性塗料に力を入れており、種類が非常に増えています。

塗装面積が広く工事に時間がかかる外壁は水性塗料、紫外線の影響を受けやすくより劣化が早い屋根は溶剤・弱溶剤の塗料を使うという提案も人気があります。

ウレタン塗料の耐用年数

ウレタン塗料と他の塗料で比較をして自分に合わせた塗料を選びましょう。

耐用年数については下記の表をご覧ください。

塗料の種類 耐用年数 特徴
無機塗料 15年~ いわゆる自然界にあるものを使った塗料で、高性能塗料のため高価。
かなり耐久性に優れていて、耐用年数も一番長い。
自然に優しい塗料として注目を浴びている。
フッ素樹脂塗料 15~20年 無機塗料の次に性能も価格も高い塗料。
耐候性、親水性、防カビ等にも優れているため、大型建築物(スカイツリー等)に使用されている。
シリコン樹脂塗料 10~15年 現在主流となっている塗料。
総合的に見て、一番性能も価格もバランスがいい塗料として人気。
ラジカル塗料 10~15年 シリコン樹脂塗料よりも性能がいいと注目されている新しい塗料。
以前から塗膜劣化の大きな原因だったラジカルを制御し、さらに耐久性が強くなった塗料。
ウレタン樹脂塗料 8~12年 ひと昔前に流行った塗料。
ひび割れに強く、シリコン樹脂塗料よりも安価。
しかし、耐久性はシリコン樹脂塗料に劣る。
アクリル樹脂塗料 5~7年 他の塗料と比べて耐久性が劣るため、現在は滅多に使用されない塗料。
ただ、安価で色も豊富のため、何回も塗り替える予定がある人向け。

上記のとおり、シリコンよりもウレタンのほうは耐用年数が短いです。

理由として、紫外線にも弱く、親水性(雨と一緒に汚れが落ちる性質)も他の樹脂塗料と比較して低いからです。

親水性が低いと汚れが塗膜に残ってしまうため、塗膜の劣化が早まってしまいます。
また、ウレタンに含まれるイソシアネートという成分が黄色く変化する性質を持っているため、外壁が紫外線にあたると黄色く変化してしまいます。

ですので、外壁に耐久性や新築みたいに綺麗な色にこだわりのある方は、他の塗料を選ばれるといいかと思います。

ウレタン塗装はこんな人向け

とにかく費用を抑えたい方

ウレタン塗料の最大のメリットは価格の安さです。

メンテナンス頻度を考えるとコストパフォーマンスは良いとは言えませんが、とにかく今回の支払いを抑えたいという方には適した塗料です。

塗装は先延ばしにするほど修繕費用が高くなる傾向にあります。

もしひび割れなどがある場合、放置するほどそのヒビが広がり、そこから雨漏りが発生した場合は塗装以外にも様々な修繕が必要になります。

費用を用意するのが難しいと塗装を先延ばしにするのであれば、ウレタン塗料で塗装をしていただいた方が良いです。

10年内に引っ越し・家を解体する可能性がある場合

ウレタン塗料のデメリットは耐久年数の短さです。

しかし10年以上継続して住まない可能性が高い家であれば全く問題ありません。むしろ住む期間を最低限のコストで綺麗に保つことができます。

また、一般的な木造住宅は躯体自体の耐久年数が約50年と言われています。築年数が30~40年ほど経過した住宅だと次に塗装が必要になる時期には、お家をどうするかという話が出てきている可能性もあります。

この場合、ご家族で話合って決めて頂いた方が良いでしょう。

全体を同じ塗料で塗りたい方

弾性と耐摩耗性があるため雨樋などの細部や木部にも塗装ができ、汎用性が高いです。

また、塗料の種類も豊富で選択肢も広いため、イメージ通りの色の塗料が見つからないという場合はウレタン塗料で検討してみるのも良いのではないでしょうか。

場所によって塗料を使い分ける必要がないので、仕上がりに統一感が出ます。

塗料は自力で調べようと思うとなかなか労力がかかってしましまいます。

自分で調べてみたけど結局何がいいの?という方は是非下記フォームよりお問いわせ下さい。

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