外壁塗装は助成金でお得に!2020年の補助金情報と申請方法を解説

外壁塗装は助成金でお得に!2020年の補助金情報と申請方法を解説



「外壁塗装、はやめにやらないといけないのはわかっているけど、費用が高いから…」

そのようにためらっている人におすすめしたいのが各自治体が提供する助成金・補助金制度です。

助成金を活用すれば、いつかはやらなければいけない外壁塗装をお得に済ませることも可能です!

こちらの記事では2020年度に外壁塗装に適用される助成金や補助金について詳しく解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 市区町村が塗装の助成金を支給していることがある
  • 多くの自治体は助成金を断熱塗料や遮熱塗料を使用した場合に限定して支給
  • 建築基準法の準拠など、助成金の受給にはいくつかの条件あり
  • 助成金は10~20万円が目安
  • 助成金の他に火災保険が適用できる可能性もある
  • 助成金の確認は「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を活用しよう

多くの市区町村が外壁塗装に助成金を用意

「なんとか外壁塗装を安く済ませたい」と考えている方におすすめなのが、各市区町村の提供する助成金や補助金の制度を利用することです。

インターネットやチラシなどで外壁塗装の費用を調べてみると、100万円以上かかるケースも珍しくありませんよね。
安い中古車を購入できるほどの金額ですから、これは決して安いとは言えないものです。
しかし、条件を満たせば各自治体が出してくれる補助金・助成金を利用して、塗装費用を削減することが可能です!

国、都道府県は外壁塗装の助成金は用意していない

ちなみに、国が提供する助成金や補助金にはZEH関連や長期優良住宅関連、省エネリフォーム関連のものなどがありますが、外壁塗装の場合は対象になりません。

また、確認できている限り、2020年度は都道府県も外壁塗装に補助金は用意していません。

外壁塗装の助成金は市区町村が支給しているものだけ確認すれば大丈夫です。

外壁塗装の助成金は10~20万円程度が目安

外壁塗装の助成金の金額は地方自治体によって異なりますが、だいたい10~20万円程度になることが多いです。
例えば、2020年度の埼玉県上尾市の助成金の場合には、交付金額は以下のようになっています。

「対象工事に要した費用に10分の1を乗じて得た額とし、複数の工事を組み合わせた場合でも、年度内において、1つの住宅につき、20万円を限度とします。(1,000円未満は切り捨て)」
令和2年度 上尾市省エネ住宅改修補助金 | 上尾市

外壁塗装の助成金を受けるには条件あり

注意しておきたいのは、外壁塗装で助成金を利用したいと考えても、給付には条件がある点です。

住宅のリフォーム関係の助成金や補助金は数多くありますが、その条件は意外と厳しめ。
各自体も、それほどポンポンとは支給できないということでしょう。

助成金を受けるための具体的な条件・要件は各自治体によって異なりますが、多くの自治体で求められる代表的な条件を以下に紹介します。

条件1.
断熱塗料や遮熱塗料を利用すること

地方自治体によって異なりますが、指定された塗料を使うことが助成金の受給条件となっていることが多いです。
これは、省エネ性やバリアフリー性、耐久性や防犯性の向上を目指したリフォームの一つとして、外壁塗装に助成金が用意されていることが多いためです。
省エネ性に優れた断熱塗料や遮熱塗料だけが助成金の対象となります。

しかし、断熱塗料や遮熱塗料はその他の一般的な塗料よりも性能が良い分、どうしても費用が若干高額になってしまいます。

助成金を利用しても、かえって塗装費用が高くなってしまうケースもありますので、その点はあらかじめ認識しておきましょう。

とはいえ、断熱塗料や遮熱塗料を使って外壁塗装をすると、エアコンなどの電気代節約にもつながります。

もしお住まいの地域の自治体が外壁塗装の助成金を用意しているのなら、助成金を利用して、高性能な断熱塗料や遮熱塗料を選ぶのはおすすめです!

条件2.
助成金(補助金)を申し込む自治体の管轄区内に住所があり、本人が居住していること

基本的にどの自治体であっても、外壁塗装を行う住居がその管轄区内になければ助成金(補助金)の給付対象にはなりません。

さらに、多くの場合は申請者本人がその住宅に住んでいなければなりません。

条件3.
申込時に各税金を滞納していないこと。

税金を滞納してしまっている場合は、まず助成金(補助金)が給付されることはありません。

自治体へ納める税金の例としては、市民税や固定資産税、都市計画税や国民健康保険税、軽自動車税などです。

ただし、過去に滞納があったとしても申込時に滞納していなければ問題にならないケースもあります。

条件4.
外壁塗装の対象である住宅が建築基準法を遵守していること

大前提として、外壁塗装を行う住宅が建築基準法に違反していないことが問われます。

例えば、増築により規定の容積率を超えてしまった場合や、改築により斜線制限を満たしていない場合などがあります。

条件5.
施工する業者が市内に事務所・事業所を構えていること

こちらは自治体によって変わってくる条件ですが、施工業者の事務所住所が自治体の管轄内でなければならない場合があります。

これは、多くの自治体で提供されている助成金(補助金)が地域の経済活性化を図るために創設されているからです。

条件6.
すでに完成している住宅であること

多くの場合、建築途中の住宅については助成金(補助金)の対象外になってしまいます。

新築時には必然的に塗装も行うので、築10年のマイホームなどで外壁塗装を検討している方にはそれほど関係ないかもしれませんね。

条件7.
助成金(補助金)の申請は着工前に行うこと。

注意したいのは、外壁塗装の施工がスタートしてしまうと助成金(補助金)を申請できなくなる点です。

施工計画の段階から対象かどうかの判断が行われるため、必ず着工前に申し込むようにしましょう。

2020年度外壁塗装助成金の事例

では実際に各自治体からどのような条件で助成金が支給されているのか、いくつか例を挙げてみます。

2020年度地域別外壁塗装助成金の事例
地域 事業名 上限金額 詳細
埼玉県上尾市 上尾市省エネ住宅改修補助金 20万円 上限を20万円として対象工事に要した費用に10分の1を乗じて得た額を支給
断熱・遮熱塗料により屋根又は屋上および外壁を塗装する工事が対象
神奈川県綾瀬市 綾瀬市三世代ファミリー定住支援補助金 50万円 市外に居住している子世帯が工事後、親世帯と市内で同居することなどを条件に50万円を支給。
特に塗料の指定なし
愛知県豊川市 豊川市住宅リフォーム工事費補助金 20万円 上限を20万円として対象工事に要した費用の20%の額を支給
特に塗料の指定なし
東京都大田区 住宅リフォーム助成事業 20万円 上限を20万円として対象工事に要した費用の10%の額を支給
大阪府 高槻市 3世代ファミリー定住支援 リフォーム補助金 20万円 対象工事費用の1/3に相当する額(上限20万円/戸)
子世帯・親世帯が同居するために必要な住宅本体の工事が対象

上尾市省エネ住宅改修補助金 | 上尾市
綾瀬市三世代ファミリー定住支援補助金 | 綾瀬市
豊川市住宅リフォーム工事費補助金 | 豊川市
住宅リフォーム助成事業 | 大田区
3世代ファミリー定住支援リフォーム補助金 | 高槻市

外壁塗装の助成金を受け取るまでの流れ

次に、外壁塗装の助成金が給付されるまでの大まかな流れについて解説します。
塗装業者さんによっては申請の手伝いをしてくれるところがありますので、一度塗装業者さんに相談することをおすすめいたします。

こちらの項目では、東京都大田区を例に挙げて紹介したいと思います。

① 事前相談(仮申請)

必要書類(後述)を持参し、大田区の受付窓口へ相談しに行きましょう。
助成金制度の詳しい内容を説明してもらうことができます。その際には「事前相談申込書」が渡されるため、必要事項を記入して提出します。
そうすると、完工後の助成申請に必要な書類を渡してもらえます。

② 外壁塗装の施工開始

事前相談(仮申請)を行った当日以降に着工し、平成31年3月末(平成30年度の場合)までに完了しなければなりません。
完工後の助成申請時には施工状況の写真を提出する必要があるため、工事前・工事中・工事完了後の写真を撮影します。
助成金を受けたい旨は事前に施工業者へ相談し、写真撮影が必要な旨も伝えておきましょう。
なお、事前相談(仮申請)の際に提出した「見積書」に記載のない工事が発生する場合は事前に大田区への連絡が必要です。
こちらについても施工業者へ相談しておくとスムーズです。

③ 完工後の助成申請

外壁塗装の施工が完了したら、1ヶ月以内に「助成申請書」などの必要書類を受付窓口へ直接提出します。
この際、必要に応じて現場確認が実施されるケースがありますので覚えておきましょう。

④ 助成決定通知の受領(または不交付決定通知の受領)

提出した必要書類を考慮し、助成金を支給するかどうかについて審査が行われます。
審査に合格すると、助成決定通知が発行されます。
ただし、不合格の場合は不交付決定通知となります。

⑤ 助成金の請求

助成決定通知を受け取ったら、併せて送付される「住宅リフォーム助成金交付請求書」と「支払金口座振替依頼書」を受付窓口へ直接提出します。
この際注意したいのは、押印時の印鑑は「助成申請書」で使用したものと同じ印鑑にしなければならない点です。
シャチハタなどは使えないことも覚えておきましょう。

⑥ 助成金の受け取り

指定した口座に助成金が振り込まれます。

外壁塗装の助成金 必要書類

これまで紹介した大田区の助成金を例に、申請時に必要となる書類について解説します。

事前相談(仮申請)

・事前相談申込書(相談当日にもらえます。)
・工事内容のわかる見積書
・建物所有者の確認できる書類(固定資産税通知書/課税明細書/建物登記簿謄本の写しなど)
・委任状(施工業者による代理申請の場合)

完工後の助成申請

・助成申請書(事前相談時にもらえます。)
・住民票の写し※
・特別区民税/都民税の納税証明書または非課税証明書の写し※
・外壁塗装の領収書またはそれに代わる書類の写し
・外壁塗装の請求書および内訳書の写し
・工事前/工事中/工事完了後の写真

ただし、上記以外にも必要に応じて各種書類の提出を求められる場合があります。

また、※の付いている2件については、「助成申請書」の同意欄に署名・捺印をした場合は省略可能です。

外壁塗装で使える助成金(補助金)は制度終了にご注意を

インターネットでお住まいの地域の自治体のホームページをチェックする際は、必ず助成金や補助金の精度が現在も続いているかどうかを確認しましょう。

というのも、助成金や補助金の制度には一定の予算が決められていて、予算上限に達した場合には制度が早期終了してしまうケースがあるからです。

助成金や補助金の制度が継続中かどうかは、ホームページの情報が最新でない可能性もあります。
そのため、各自治体や相談窓口へ問い合わせてみることをおすすめします。


助成金情報の確認は「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」が便利

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

外壁塗装に限らず、住宅リフォームに関する地方自治体の助成金情報を確認する際には、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が提供している「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」が便利です。

お住まいの地域を選択するだけで、もらえる助成金を簡単に確認することができます。

火災保険で外壁塗装が無料になる!?

台風や水害が原因で外壁に損傷が発生した場合、外壁塗装の費用を火災保険でまかなえる可能性があります。

最近の火災保険では「風災」や「水災」などへの補償が備わっているものも多いため、該当する災害のせいで外壁にダメージがあった場合、補償が受けられる場合があります。

もし外壁が何らかの外的要因により損傷した場合、火災保険が適用されるかどうか保険会社へ確認してみるといいでしょう。

外壁塗装は相場の確認も忘れずに

助成金がもらえる自治体にお住まいの方は、お得に外壁塗装をすることができてとてもラッキーですが、助成金がもらえたとしても、塗装業者との契約価格があまりにも高くなってしまうと、かえって損をする結果になってしまいます。
以下の記事で外壁塗装の相場価格について説明していますので、外壁塗装を検討中の方は目を通しておいてください。

まとめ

今回は、外壁塗装で助成金や補助金を受けるための条件や、受け取り方法について詳しく解説しました。
記事のポイントは以下の通りです。

  • 市区町村が塗装の助成金を支給していることがある
  • 多くの自治体は助成金を断熱塗料や遮熱塗料を使用した場合に限定して支給
  • 建築基準法の準拠など、助成金の受給にはいくつかの条件あり
  • 助成金は10~20万円が目安
  • 助成金の他に火災保険が適用できる可能性もある
  • 助成金の確認は「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を活用しよう

「自分の住んでいる地域にも補助金・助成金はあるのか」といったご相談、または地元の優良業者をお探しであれば、ぜひ外壁塗装パートナーズへご相談ください。