【外壁塗装業者の選び方】優良業者を見つけるポイントと悪質業者を見抜く方法

  • 2019.06.11
  • 業者
【外壁塗装業者の選び方】優良業者を見つけるポイントと悪質業者を見抜く方法

インターネットで外壁塗装のことを調べている方は、きっと過去にマイホームの塗り替えを経験したことがない方が大多数でしょう。
または、前回の塗り替えで「失敗した」という経験から、もっと良い塗装業者を探そうと情報を集めているのかもしれません。

外壁塗装の成功・失敗は、スタート地点である「業者選び」で決定するといっても過言ではありません。

ここでは、外壁塗装の業者を選ぶ方法を詳しく解説していきます。

マイホームの塗り替えを安心してお任せできる優良業者の選び方、できることなら全力で避けたい悪質業者を見抜くコツもあわせて紹介していきましょう。

外壁塗装ができる業者の種類

住宅の外壁塗装は、もちろん『塗装業者』がするものですよね。
平たくいえば『塗装屋さん』のお仕事です。

ところが、街頭の看板や広告などを見ると、塗装の専門業者ではないのに施工内容に「外壁塗装」と書き加えている業者が多いことに気づくでしょう。

外壁塗装を施工できる業者は、次の5種類の業者です。
各業者の特徴を一覧表にまとめたのでざっくりと比較してみてください。

業者名 工事の価格 アフターケア スキル・品質 特徴
大手ハウスメーカー とても高い メーカー保証などが手厚い
中間マージンがかかるため工事価格が高額になる
リフォーム業者 高い 幅広い工事に対応できる
実際の施工は下請けに投げるだけ
工務店 高い 主に新築に対応
施工は下請けが受け持つ
塗装専門業者 安い 外壁塗装に特化
低価格で高品質
塗装以外の専門業者 普通 ほかの工事の「ついで」にすることが多い
元塗装業者なら期待度は高い

ハウスメーカー

まず考えられるのが、マイホーム新築を施工した大手ハウスメーカーです。
数年ごとにアフターフォローとしてセールスを展開するため「そろそろ10年経ったので塗り替え時ですよ」といった案内を欠かしません。
住宅のメンテナンスをすべてお任せしたいなら、ハウスメーカーはうってつけです。
ただし、実際に施工するのはハウスメーカーの従業員ではなく、下請け・孫請けの塗装業者です。

リフォーム業者

リフォーム業者は、外壁塗装だけでなくリフォーム・リノベーションや防水、大工仕事などなんでも請け負ってくれる総合業者です。
ただし、自社の職人がいるのではなく、社員は営業マンのみ。
実際の施工は下請け・孫請けに依頼します。

工務店

工務店は大手ハウスメーカーの地域版。
もし新築の施工が地元の工務店なら、アフターフォローを工務店にお任せするというのも悪くはありません。
ただし、工務店も総合業者なので、自社で塗装するのではなく下請け・孫請けの塗装業者が施工します。

塗装の専門業者

塗装の専門業者は、まさに外壁塗装のプロです。
お気づきのとおりですが、大手ハウスメーカー・リフォーム業者・工務店のどこに依頼しても、結局は塗装専門業者に工事の依頼が舞い込んできます。

その他の業者

塗装以外の専門業者とは、大工・左官業者、防水業者などのことです。
住宅建築の業界では別業種に転換する職人も多く、過去に外壁塗装の経験があれば「外壁塗装もできますよ」と看板や名刺に掲げることがあります。
気を付けておきたい例としては、専門分野ではない大工が「増築部分を塗装したことがある」といった経験をもとに外壁塗装を掲げているようなケース。
専門知識を持っていない職人にお任せすると施工不良を起こすことがあるので、よく確認してから依頼するのが賢明です。

おすすめは地元で営業している外壁塗装の専門業者

5つの業者のうち、マイホームの塗り替えをお任せするのにおすすめなのは「塗装の専門業者」です。

先ほどの一覧表をみていただければわかるとおり、どこに外壁塗装の工事をお願いしても、結局は下請け・孫請けとして塗装の専門業者へと依頼がまわってきます。
その間に複数の業者が介在していれば、各業者が中間マージンを取るため、塗装業者の経費や収入は圧縮されてしまいます。
または、塗装業者の分を圧縮しないために、元請け業者に支払う工事価格が相場よりも高くなってしまいます。

大手ハウスメーカーに依頼するのと、街頭で見つけた塗装の専門業者に依頼するのを比べたときに、どちらのルートをたどっても結局は同じ業者だったというケースだって考えられます。
そう考えると、最初から中間マージンが発生しない塗装の専門業者にお願いするほうが賢いですよね。

外壁塗装に資格や許可は必要?

外壁塗装に関するサイトや書籍をみると「外壁塗装に関する資格や許可をとっている業者を選ぶこと」と紹介していることがあります。

まず資格についてですが、外壁塗装には『塗装技能士』という国家資格が存在します。
塗装技能士の資格は1~3級にわかれています。

等級 受験資格
1級 実務経験7年以上
2級 実務経験2年以上
3級 実務経験6ヶ月以上

塗装技能士に合格するには、筆記試験と実技試験の両方にパスする必要があり、1級の合格率は40~50%といわれています。
塗装技能士1級を所有している職人が施工すれば、品質面では安心感が高くなるでしょう。

ただし、実務経験7年を超えても資格を所有していない職人もいます。
むしろ「資格に興味がない」という職人のほうが大多数です。
外壁塗装は有資格者しか施工できないわけではないため「資格があれば安心度が高まる」というだけで、資格がないことはマイナス評価の要因にはなりません。

建設業許可はあるほうがいいのか?

外壁塗装の許可ですが、少し建築関係のことを知っている人なら「建設業許可が必要なのでは?」と思うでしょう。
ところが、ほとんどの外壁塗装業者は建設業許可を持っていません。
では許可を受けていない業者が違法業者なのかというと、それは間違いです。
建設業許可は、工事価格500万円以上の工事を受注する際に必要な許可です。
一般住宅の塗装工事で500万円を超えることなどまず考えられません。

建設業許可が必要なのは、ビルや橋梁などの大型工事をメインにしている業者だけです。

一般住宅の外壁塗装工事には「資格も許可も必要ない」ということになります。
だから塗装以外の専門業者でも「外壁塗装もできます」と広告できるわけですね。

外壁塗装の優良業者をみつける4つのポイント

マイホームの外壁塗装をお任せできる業者は5種類ですが、やはりおすすめなのは塗装をメインに施工する専門業者です。

では、塗装の専門業者の中でも「お任せして良かった!」と納得できる優良業者を見つけるためにはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
外壁塗装の優良業者をみつける4つのポイントを解説します。

ポイント① 複数の塗装業者に見積もりを依頼する

まずは一番大切なポイントを紹介しましょう。

外壁塗装の優良業者を見つけるには、複数の塗装業者から見積書を取り寄せることが大切です。
見積もりが1社のみだと、その見積もり価格が高いのか、それとも安いのかを判断する材料がありません。
塗装面積が正確なのか、塗装単価が適正なのかも比較材料がないと判断できませんよね。
最低でも2社、できれば3~4社の見積もりを取り寄せて比較するのがベストです。

3社程度の見積もり価格があれば「だいたいこのくらい」という相場の価格も読めるでしょう。

ポイント② 詳しい見積書を作ってくれる塗装業者を探す

外壁塗装の優良業者を見つけるには、見積書の内容が詳しい業者を選ぶのがポイントです。

住宅リフォーム業の中でも、外壁塗装は特に悪徳業者が多いといわれています。
見積書の数字のごまかしが簡単で、不透明な部分が多いからです。

その点、以下のような見積書を提示してくれる塗装業者は、自分たちの丁寧な仕事と価格に自信がある証拠です。

  1. 塗装面積は「一式」でごまかさずに「㎡(平米)」で1㎡単位まで記載している
  2. 使用する塗料のグレードや商品名を詳しく記載している
  3. 外壁塗装の基本は「下塗り・中塗り・上塗り」の三度塗り!塗装回数も詳しく記載している

ポイント③ 施工実績が確認できる塗装業者を探す

優良な塗装業者を探すなら、実際にその業者が施工した住宅を見てみるのが一番です。

もし実際に現場を確認できるようなら、ぜひ直接見学させてもらいましょう。
できるだけ最近の施工であれば、塗装後のイメージがつかみやすくなるはずです。

現場を見学できない場合は、施工実績の写真や画像などを見せてもらえないか尋ねてみましょう。

自社のホームページを持っていたり、公式のブログやSNSを開設していたりすることもあるのでチェックしてみましょう。

ポイント④ 友人・知人・近所の紹介で塗装業者を探す

最後のポイントは友人・知人・近所からの紹介で塗装業者を探すこと。
つまり『口コミ』作戦です。

実際にマイホームの外壁塗装をしてもらった人に尋ねて、できあがりや価格に満足しているようならその塗装業者を紹介してもらいましょう。
リアルな口コミなので信ぴょう性が高く、メリット・デメリットなどもはっきりとした意見が聞けるはずです。

「〇〇さんからの紹介で」と交渉すれば、紹介者の顔に泥を塗ることはできないのでなおさら丁寧で誠実な工事が期待できます。
もしかすると、わずかばかり値引きにも応えてもらえるかもしれませんね。

外壁塗装の悪徳業者を見抜く5つのコツ

残念ながら、外壁塗装の業界には悪徳業者があふれています。

悪徳業者にあたってしまうと、高い工事費用を請求される、安い塗料や塗装回数のごまかしによって質の悪い施工になるなど、施主は大損害を被ってしまいます。

外壁塗装の業界にはびこる悪質な業者を見抜いて避けるために覚えておきたい5つのコツを紹介しましょう。

その① 飛び込みセールスには要警戒

悪質業者はエリアを決めたら、その周辺を重点的に飛び込みセールスで攻め続けます。
優良な塗装業者でも営業マンによっては飛び込みセールスをすることはありますが、総じてトラブルに発展している事例は飛び込みセールスがきっかけになった事例が多数です。

飛び込みセールスのすべてが悪質業者だというわけではありませんが、警戒レベルをあげて対応する必要があると考えておきましょう。

その② 不安をあおるセールストークは悪質業者に決定!

不安をあおるセールストークを使う業者は悪質業者のおそれが大です。

悪質業者のセールスマンは、誠実に工事を勧めようとはしません。
上手く口車に乗せて、とにかく契約のハンコを押させるのが目的です。

「このまま放置していると、次の雨で雨漏りが起きますよ」
「塗り替えをしないと壁が腐って崩落しますよ」

こんな脅し文句のようなことをいって不安をあおる営業マンは悪質業者に決定です。

たしかに外壁や屋根に施された塗装は建材をコーティングして劣化や水分の侵入を防ぐ役割を担っています。
しかし、塗装が劣化しているからといって急に雨漏りや崩落などが起こるわけではないし、また、すでに発生している雨漏りなどの不具合まで改善するような効果はありません。

外壁塗装に限らず、不安をあおって契約や販売を迫るのは悪質業者の常套手段だと覚えておきましょう。

その③ 契約を急がせる場合は要注意

悪質業者はとにかく契約を急がせます。

「今日中に契約をしてくれたら30万円引きですよ」
「今日が特別キャンペーンの最終日ですよ」

特典があるかのように装いながら、とにかく今日この場で契約書にハンコを押させようとします。

悪質業者が契約を急がせる理由は2つです。

      理由① 考えるヒマを与えると悪質業者であることがバレるから
      理由② 契約を結んでしまえば、施主の気が変わっても「契約を結んでいる」と押し切れるから

優良な塗装業者は絶対に契約を急がせません。
むしろ「ゆっくり考えてください」とか「他社と比較してからの契約でも大丈夫ですよ」と性急な契約は結ばないように水を向けてくれるはずです。

その④ 大幅な値引き・サービスは逆に警戒すべし

悪質業者が提示する工事価格は、そもそも大幅な水増しや相場以上の単価が適用されています。

「この地域ではじめての工事なのでモニター価格の50%オフで工事します」
「今回は特別に50万円の値引きです」

こんな外壁塗装の工事価格の相場は、一般的な住宅で100~140万円程度。
ここから50万円もの工事費を値引きするのは不可能ですよね。
つまり悪質業者の工事価格は「50万円の値引きをしてもまだ相場よりも高い」ということです。

50%引き、50万円値下げなどの思い切りが良い値下げをエサに契約を結ぼうとするのも悪質業者のセオリーなので、値引きには大いに警戒しておきましょう。

その⑤ 塗料の性能が大げさな業者はお断り!

外壁塗装で使用する塗料は、最高グレードのものでも20年程度しか性能を維持できません。

「30年以上塗り替え不要です」
「自社開発のオリジナル塗料で塗り替えは永久に不要です」

こんなセールストークを聞かされたら、問答無用でお断りしましょう。
30年以上も塗り替え不要な塗料は存在しません。

もし「自社オリジナルの永久に塗り替え不要塗料」なんてものが開発できれば、その業者は塗料メーカーとして全国に売り出したほうが儲かりますよね。
何十年も建築塗料を研究している塗料メーカーでさえ作れないものが、作れるはずもありません。

外壁塗装を成功させたいなら業者選びは慎重に!

外壁塗装の優良業者と悪質業者を見分けるポイントについて紹介しました。

もし、現在進行形で交渉中の塗装業者が、ここで紹介した悪質業者のポイントにひっかかるようであれば、契約は急がずにじっくりと見極めるのが賢明でしょう。

反対に、優良業者のポイントに該当するのであれば、ぜひ積極的にお話をすすめていくべきです。

「複数の塗装業者に見積もりを依頼する」という点からスタートするのなら、外壁塗装パートナーズにお任せください。
カンタンな情報入力をいただくだけで、あなたがお住まいの地域で活躍している優良業者を最大3社まで一括でご紹介します。

外壁塗装の成功は業者選びから。
マイホームの塗り替えをお任せする塗装業者選びには、ぜひ外壁塗装パートナーズをご利用ください。