【中東情勢】塗料価格高騰の裏側と、今できる賢い塗装術
「外壁塗装の見積もりをとったら、数年前よりかなり高くなっていた」「業者から『来月から塗料が値上がりする』と急かされている」——。
2026年現在、中東情勢の影響により外壁塗装の費用は大きな変動期を迎えています。
今回は、なぜ今塗装費用が上がっているのかという「高騰の裏側」と、適正価格で高品質な工事を実現するための「賢い塗装術」を以下のポイントで解説します。
- イラン情勢と「ナフサ不足」の密接な関係
- 「養生資材」への深刻なダブルパンチ
- 値上がりしにくい塗料の選び方と賢いタイミング
- 過去の事例から学ぶ、悪徳業者の手口
- データと保証に裏打ちされた適正な業者選び
※本記事は2026年4月24日時点で確認できるメーカー発表・報道・業界調査等をもとに作成しています。価格改定や出荷制限の内容は今後変更される可能性があるため、最新情報は各メーカー・施工店にご確認ください。
なぜ今、外壁塗装の価格が上がっているのか?(2026年のナフサショック)
現在、外壁塗装の現場において「見積もり価格の上昇」や「塗料の品薄」といった異変が起きています。この問題の根本的な原因は、日本国内ではなく、遠く離れた中東エリアでの国際情勢にあります。
イラン情勢と「ナフサ不足」の密接な関係
ニュースで連日報道されるイラン情勢の悪化やホルムズ海峡封鎖の危機は、ガソリン価格の高騰だけでなく、実は外壁・屋根塗装の業界にも深刻なダメージを与えています。その鍵を握るのが、あらゆる化学製品の土台となる「ナフサ」という物質です。
中東の緊張が原油供給に与える影響
現在、中東エリアでは大規模な物流・供給ショックが起きています。
海峡の実質的な機能不全:2026年2月28日に始まった中東紛争の影響で、世界のエネルギーの大動脈であるホルムズ海峡の通航が深刻に阻害されています。同海峡を通る原油や石油製品の輸出量は、紛争前の1割未満にまで激減していると報告されています。
大規模な供給停止:米国エネルギー情報局(EIA)は、中東の主要産油国(イラク、サウジアラビア、クウェート、UAE、カタール、バーレーン)における原油の生産停止規模が、3月時点で日量750万バレル、4月には910万バレルへと拡大すると見込んでいます。
こうした物理的な供給の遮断や配船の困難さがリスクプレミアムとなり、原油価格を大きく押し上げているのです。
塗料の主原料となるナフサとは?
原油価格の高騰以上に、日本の塗装業界にとって致命的となっているのが「ナフサの調達難」です。
ナフサの役割: ナフサは製油所で原油から分留される粗製ガソリンの一種で、これを石化プラント(エチレンセンター)で分解・加工することで、塗料の成分である樹脂や溶剤(シンナーなど)が生み出されます。
日本の中東依存度: 日本のサプライチェーンは、このナフサの中東からの安定確保を前提に成り立っています。政府資料によれば石化用ナフサの約4割がペルシャ湾・ホルムズ海峡を経由して調達されています。さらに、2024年の統計では日本のナフサ輸入全体の73.6%を中東(UAE 30.4%、クウェート 21.6%、カタール 15.4%等)に依存している状況です。
つまり、ホルムズ海峡が封鎖の危機に瀕するということは、日本に入ってくるはずのナフサの供給ルートが断たれることを意味します。これが直接的な原因となり、日本国内で塗料やシンナーの原材料輸入が滞る懸念が高まり、価格高騰と出荷制限を巻き起こす「ナフサショック」へと繋がっているのです。
大手塗料メーカー各社による過去最大級の価格改定や受注停止の実態
| メーカー | 発表日 | 対象製品 | 値上げ内容 | 新規受注停止・出荷制限などの対応 | 引用元 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロックペイント | 2026年3月24日 | シンナー類全般 (希釈用・洗浄用など) |
2026年4月1日出荷分より 30%以上値上げ |
2026年3月25日出荷分からシンナー類全般の出荷を制限。 溶剤系原料の出荷停止・数量制限を理由としており、 状況悪化時には再値上げや塗料類の出荷制限も可能性あり。 |
ロックペイント株式会社 出荷制限と価格改定のご連絡とお願い https://www.rockpaint.co.jp/pdf/topnews_20260324.pdf |
| 関西ペイント | 2026年4月2日 | シンナー製品全般 | 2026年4月13日以降出荷分より 50%以上値上げ |
2026年4月2日17時以降の受注分について、 前年4月度の出荷実績を上限として出荷統制。 既受注分も調整対象。今後、状況によっては受注不可となる可能性も明記。 |
関西ペイント株式会社 中東情勢を背景としたシンナー製品の出荷統制および価格改定に関するご案内 https://asset.kansai.co.jp/uploads/2026/04/20260402_announcement.pdf |
| エスケー化研 | 2026年4月7日 | 会社製品全般 |
水性:15〜25% 溶剤:20〜30% 粉体:10〜15% |
全面的な受注停止は確認されていないが、 サプライヤーからの納入数量制限通知が増加。 適正数量での発注を要請。 シンナーは4月1日から先行改定、溶剤形製品は4月21日から実施。 |
エスケー化研株式会社 製品の価格改定について https://www.sk-kaken.co.jp/wp/wp-content/uploads/20260407.pdf |
| 大日本塗料 | 2026年4月20日 | 塗料全般 (硬化剤を含む) |
シンナー:2026年3月30日より60%値上げ済み 塗料全般:2026年5月7日より15%以上値上げ |
全商品を対象に出荷数量制限を実施。 目安は2025年度購入実績を上限。 製品によっては受注不可となる可能性もあり。 |
大日本塗料株式会社 中東情勢に伴う塗料価格改定に関するご案内 https://www.dnt.co.jp/release/upload_files/news260420.pdf |
| 日本ペイント株式会社 | 2026年3月19日 | 塗料用シンナー製品全般 | 2026年3月19日発注分より 最大75%値上げ |
中東情勢(米・イラン間の緊張に伴うナフサ高騰・供給ひっ迫)を理由に価格改定。 | TBS NEWS DIG 日本ペイント「シンナー」を75%値上げ ホルムズ海峡事実上の封鎖で 原材料・物流費高騰 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2556507 |
| アステックペイント | 2026年4月24日時点 | 各塗装店に通知 | 公表情報では未確認 |
公式新着情報ページでは、中東情勢起因の 価格改定・出荷制限・新規受注停止の公表は確認できませんでした。 販売会社・特約店向けに個別で通知されています。 |
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塗料だけじゃない!「養生資材」への深刻なダブルパンチ
今回のナフサ不足による影響は、ペンキそのもの(塗料本体)の価格高騰だけにとどまりません。実は、外壁塗装の工事に欠かせない「周辺資材」にも深刻な品薄と値上がりの波が押し寄せており、現場はダブルパンチを受けている状態です。
ポリエチレン製養生シートやマスキングテープへの連鎖的な値上がり
塗装工事では、塗料がついてはいけない窓ガラスや床などを保護するために、大量の養生シートやマスキングテープ(マスカーなど)を使用します。これらの養生資材の多くも、実はナフサを原料とする石油化学製品(フィルムやプラスチック製品)から作られています。
外壁塗装パートナーズが全国の外壁塗装業者を対象にした緊急調査によると、「具体的にどの資材の仕入れが滞っているか」という質問に対し、6割以上(61.3%)の業者が「養生テープ・マスカー」の不足を訴えています。これは、塗料本体(溶剤・弱溶剤で48.0%)の不足を上回る数字であり、塗装現場に不可欠な周辺資材の供給不足が現場を強く圧迫していることがわかります。
工事全体の原価を押し上げる「副資材」の存在
さらに厄介なのが、塗料を薄めたりハケを洗ったりするために大量に消費される「シンナー」などの溶剤です。同アンケート調査では、なんと95.3%もの業者がシンナー(希釈剤・洗浄用)の不足を報告しており、影響が突出しています。
専門的な調達分析レポートでも、今回の値上がりは単なる「塗料」の一本線ではなく、複数の経路で同時にコストが上がっていると指摘されています。ナフサ由来の溶剤や樹脂、容器などの包装材、さらには製造や輸送にかかる燃料・物流費まで、あらゆるコストが連鎖的に上昇しています。
外壁塗装の見積もりにおいて、これらの「副資材」は決して単なるおまけではありません。塗料本体だけでなく、シンナー、養生材、さらには物流費のすべてが値上がりしているため、結果として工事全体の原価が大きく跳ね上がってしまっているのが、2026年の外壁塗装業界の痛ましい現状なのです。
「安くなるまで待つ」が危険な理由
外壁塗装の価格が高騰しているニュースを見ると、「今は時期が悪いから、価格が落ち着くまで数年待とう」と考える方も多いかもしれません。しかし、現在の状況下で「安くなるまで待つ」という選択は、かえって大きな損害を招く危険性をはらんでいます。
長期化する物価高騰予測と、家の劣化リスクの天秤
第一の理由は、今回の価格高騰が「一時的なもの」で終わらない可能性が高いからです。
米国エネルギー情報局(EIA)などの専門機関は、現在の原油高がすぐ元に戻る一過性のノイズではなく、紛争収束後も供給不安が残るため、リスクプレミアムが長期間維持されると予測しています。
また、現場の塗装店からも「早いメーカーで5月より50%〜75%の値上げが続々と出てくる」といった悲鳴に近い声が上がっており、一部のメーカーでは塗料の新規受注自体が停止となっています。つまり、待てば待つほど「さらに高い見積もり」を提示されるリスクのほうが大きいのが現状です。
第二の理由は、建物の「劣化」は情勢に関係なく進行し続けるということです。
外壁や屋根の塗装は、単なる見た目の問題ではなく、雨水や紫外線から建物の構造を守るための防水メンテナンスです。価格が下がるのを待っている間に、外壁のひび割れやシーリングの破断から雨水が建物内部へ侵入すれば、雨漏りや下地の腐食といった深刻なダメージに繋がります。
結果として、塗装だけで済むはずだった工事が大規模な修繕工事に発展し、値上がり幅をはるかに超える数百万円単位の出費を強いられるケースも少なくありません。
「長期化する物価高騰リスク」と「家が取り返しのつかないダメージを受けるリスク」を天秤にかけたとき、状況がこれ以上悪化する前に、なるべく早く契約してしまうのが一番お得に塗装をする方法と言えるでしょう。
価格高騰時代を乗り切る!値上がりしにくい塗料の選び方と賢いタイミング
資材や物流費の高騰が避けられない今、従来通りの「とにかく安い見積もりを選ぶ」という手法はかえってリスクを高めます。これからの時代は、塗料の特性を理解し、長期的な視点でコストを抑える戦略が求められます。
目先の価格より「ライフサイクルコスト(耐用年数)」を重視する
外壁塗装の費用を考える際、多くの人は「今回の工事費(初期費用)」に目が行きがちです。しかし、本当に重要なのは「次の塗り替えまでに何年持つか」という「ライフサイクルコスト(生涯費用)」の視点です。
例えば、価格が安いからとシリコン塗料などの一般的なグレードを選んだ場合、およそ10年後には再び足場を組んで塗装を行う必要があります。現在、塗料だけでなく足場の運搬にかかる物流費や、現場の燃料費なども軒並み上昇しています 。将来的に物価高がさらに進んでいれば、次回の工事費用は今よりも大幅に跳ね上がっている可能性が高いのです。
ラジカル制御形塗料や無機塗料など、長寿命塗料を選ぶメリット
そこで検討したいのが、耐用年数が15年〜20年以上と長い「ラジカル制御形塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」といった高耐久塗料の選択です。これらの塗料は初期費用こそやや高くなりますが、紫外線による劣化を防ぐ技術が使われており、建物を長期間保護します。
また、今回のナフサショックにおけるメーカーの価格改定を見ると、シンナーや溶剤系塗料(値上げ率20〜30%など)が最も大きな影響を受けており、水性塗料(値上げ率15〜25%など)は比較的値上げ幅が抑えられている傾向があります。近年の高耐久塗料は水性タイプも豊富にラインナップされているため、シンナー不足の直撃を受けにくいという隠れたメリットもあります。
「塗り替え回数を減らす」ことが最強のコストダウン
外壁塗装の費用のうち、約3割は「足場代」や「人件費」が占めると言われています。どれだけ安い塗料を使っても、この足場代や職人の人件費を削ることはできません。
一般的な塗料(耐用年数10年)の場合: 30年間で 3回 の工事(足場代も3回分)が必要。
高耐久塗料(耐用年数15年)の場合: 30年間で 2回 の工事(足場代は2回分)で済む。
つまり、耐用年数の長い塗料を選んで「家を建ててから手放すまでの塗り替え回数を1回減らす」ことこそが、足場代や人件費を丸ごと節約できる最強のコストダウン戦略となります。物価が高騰し続ける時代だからこそ、「長持ちさせて工事回数を減らす」という防衛策が有効です。
資材確保能力が高い「自社施工店」を選ぶメリット
塗料や副資材がかつてないほどの品薄となっている現在、業者選びの基準は「施工技術」や「価格の安さ」だけでは不十分です。「そもそも工事に必要な資材を予定通りに確保できるか」という調達能力が、かつてなく重要になっています。そこでカギとなるのが、自社で職人を抱え、直接資材を仕入れている「自社施工店」の存在です。
大手卸問屋とのパイプが太く、安定した仕入れルートを持つ業者の強み
現在の資材不足に対して、塗料メーカー各社は単純な値上げだけでなく、「前年実績ベースの出荷統制」を行っています。これは、「昨年安定してたくさん買ってくれた業者に優先して資材を割り当てる」という措置です。つまり、日頃から取引量の少ない業者や、下請け中心で自社での直接仕入れ実績が乏しい業者は、そもそも塗料やシンナーを売ってもらえない事態に直面しています。
一方で、地域に根差し、自社施工でコンスタントに工事を行っている塗装店は、日頃から大手卸問屋との取引実績(パイプ)が太く、メーカーからの信頼も厚いため、非常時でも優先的に資材を確保しやすいという強みがあります。実際に外壁塗装パートナーズの加盟店アンケートでも、57.6%の塗装店が「在庫を多めに確保している」、25.2%が「複数の問屋・販売店に相見積もりや在庫確認をしている」と回答しており、優良店ほど独自のネットワークを駆使して資材確保に奔走しています。
下請けに丸投げするような会社ではなく、独自の太い仕入れルートを持つ自社施工店を選ぶことが、工事の長期遅延やストップを防ぐ最大の防御策となります。
早めの契約(価格ロック)で将来の値上げを回避する方法
資材をしっかり確保できる優良な自社施工店を見つけることができたら、次に取るべきアクションは「なるべく早く契約してしまうこと」です。
メーカーからの値上げは5月以降も立て続けに予定されており、現場からは「早いメーカーで5月より50%〜75%の値上げが続々と出てくる」といった声も上がっています。しかし、事前に正式な契約を結んでおけば、その時点での価格で「価格ロック」ができるため、将来のメーカー値上げ分を後から請求されるリスクを回避できます。
ただし、ここで注意しなければならないのが「絶対に焦って契約してはいけない」ということです。資材確保能力の低いギリギリの経営状態の業者と慌てて契約してしまうと、着工できずに資金繰りが悪化し、手付金を払った直後に業者が倒産して「工事もされずお金も返ってこない」という最悪のトラブルに巻き込まれる危険性があります。
「実績豊富で資材確保能力の高い自社施工店をじっくり見極めること」、そして「優良店を見つけたら値上がり前に素早く契約すること」。この2つのステップを確実に踏むことが、この物価高騰時代を乗り切る最も賢い方法です。
【要注意】過去の事例から学ぶ、悪徳業者の手口
物価が高騰し、社会全体に不安が広がっている時期は、悪徳業者にとって消費者を騙す「絶好のチャンス」となってしまいます。大切なマイホームと資金を守るためには、過去の事例から彼らの手口を学び、冷静に対処する知識を身につけることが不可欠です。
情勢不安に乗じる訪問販売トラブルの傾向
過去のオイルショックや、近年の新型コロナウイルスによるパンデミック、そして昨今の国際情勢の悪化など、世の中の物流や物価が混乱する時期には、決まって「訪問販売」によるリフォームトラブルが急増します。
実は、日本の消費者トラブルの事例において、悪徳業者が正面から「中東情勢の影響で〜」と名指ししてくるケースは多くありません。公的な機関に寄せられる相談で最も多いのは、「資材不足」や「値上がりへの不安」を巧みに利用したセールストークです。
例えば、「今ならたまたま資材の持ち合わせがあるから割引できる」、「近所の工事で資材が余ったので安く修繕できる」といった言葉で、供給不安を感じている消費者に「お得感」をちらつかせて契約を迫るのが典型的な手口です。彼らは突然訪問してきて、消費者が相場や事実を確認する隙を与えません。
「今すぐ契約しないと来月は2倍になる」という極端な煽り
連日ニュースで「値上げ」が報じられている状況下では、「今すぐ契約しないと、来月には材料費が2倍になりますよ」「早くしないと工事ができなくなりますよ」といった極端な煽り文句が、非常にリアルな恐怖として響いてしまいます。
塗装ではありませんが、過去に給湯器点検商法の事例で、「このままだとすぐ壊れる」と不安を煽り、相場の1.6倍から4.8倍にも達する高額な契約をその場で結ばせる手口が多発しました。実際の市況が悪化していることを逆手に取り、相場比較をさせないまま即決させるのが狙いです。
【冷静な対処法】
・その場で絶対に契約しない: 「今だけ」「キャンペーンで安くなる」という言葉が出たら、典型的な危険信号だと認識し、当日の契約は固くお断りしましょう。
・点検させない: 訪問業者に屋根へ上らせたり、床下に入らせたりしてはいけません。点検を許すと、捏造された写真などを使ってさらに不安を煽られ、契約誘導に持ち込まれます。
・必ず相見積もりを取る: 焦る気持ちを抑え、最低でも3社から見積もりを取りましょう。真っ当な業者であれば、資材が高騰していても、顧客の不安を煽って無理やり即決させるような真似はしません。
実態のない「特別資材確保費」や「虚偽の助成金」の見抜き方
もし業者が「資材高騰」を理由に高額な費用を提示してきた場合は、「どの資材が、いつ、いくら上がったのか」という客観的な資料(メーカーからの価格改定通知など)の提示を求めることが重要です。
【見積もり書の内訳で必ずチェックすべきポイント】
・「一式」表記の多用: 工事項目、数量、単価、足場代、処分費などが細かく分けられておらず、「外壁塗装工事 一式」などとドンブリ勘定になっている見積もりは、第三者との価格比較をさせないための手口です。
・不明瞭な追加費用: 「特別資材確保費」や「緊急手配料」など、実態のわからない名目の費用が計上されていないか確認しましょう。
・次々と追加される工事: 「屋根を直すついでに、床下も外壁もやった方がいい」と、短い期間で必要性の薄い部位(3箇所以上など)の工事を次々と追加してくる場合は、「過量販売」という違法な勧誘手法の疑いがあります。
・虚偽の助成金トーク: 「今なら市の助成金で大幅に値引きになる」といった甘い言葉にも要注意です。助成金には厳しい条件や枠があり、業者がその場で確約できるものではありません。そして、塗装に対して大きな助成金を用意しているところはほとんどありません。必ずお住まいの自治体のホームページ等で直接確認してください。
不安定な世界情勢でも選ばれる「外壁塗装パートナーズ」の安心・施工品質保証システム
物価高騰や資材不足が続き、悪徳業者による便乗値上げの影もちらつく現在の外壁塗装業界。このような不透明で激動の時代において、消費者が自力で「本当に信頼できる適正価格の業者」を見極めるのは至難の業です。だからこそ、第三者の厳しい目による品質管理と保証制度が求められています。
独自の「7つの厳格な審査基準」をクリアした優良店のみをネットワーク化
悪徳業者や施工不良を未然に防ぐため、外壁塗装パートナーズでは独自の「7つの厳格な審査基準」を設けています。この厳しい審査をクリアした、地域で実績のある優良な「自社施工店」のみを厳選してネットワーク化しているのが特徴です。
ハウスメーカーや訪問販売会社を通さないため、下請けに出す際の無駄な中間マージンを徹底的に省くことができます。高い技術力と独自の資材調達ルートを持つ地元の優良自社施工店と直接マッチングすることで、コストパフォーマンスに優れた高品質な塗装工事を実現します。
「提案価格」と「顧客対応」の定量スコアリングで適正価格を維持
昨今のように資材価格が乱高下する時期は、「何が適正価格なのか」が消費者からは見えにくくなります。それを逆手に取った便乗値上げを防ぐため、外壁塗装パートナーズでは加盟店からお客様へ提出される「提案価格」や日々の「顧客対応」を本部が定量的にスコアリングし、常にモニタリングしています。
見積もり金額の妥当性を第三者である本部が客観的にチェックすることで、情勢不安に乗じた不当な便乗値上げや、相場を大きく逸脱した悪質な見積もりを徹底排除します。
業界唯一の「あんしん完了保証」で万が一の倒産リスクにも対応
塗料の新規受注停止や連続する値上げの危機に対し、一部の塗装店では着工できずに売上が立たなくなり、「倒産リスク」を抱えている現実があります。もし焦ってギリギリの経営状態の業者と契約し、手付金を支払った直後にその業者が倒産してしまえば、「工事もされずお金も返ってこない」という最悪のトラブルに発展する危険性があります。
こうした不測の事態からお客様を守るため、「外壁塗装パートナーズ」では、万が一塗装店が倒産してしまった場合でも工事の完了を保証する「あんしん完了保証」を無料で用意しています。お客様の家の安全と、支払った大切な代金を最後まで守り抜く仕組みがあるからこそ、この不安定な情勢下でも安心して塗装会社を比較・検討できるのです。
まとめ:不透明な時代だからこそ、データと保証に裏打ちされた適正な業者選びを
中東情勢の悪化に伴うナフサ不足や物流網の混乱により、外壁塗装の業界はかつてないほどの価格高騰と資材不足に直面しています。このような不透明な時代において、消費者が自分の家と資産を守るためには、情勢に流されない冷静な判断が求められます。
「価格の安さ」だけで選ぶリスクが最も高まっている2026年
4月、5月と塗料メーカーの値上げが続く中で、「なるべく早く、少しでも安いところで契約したい」と考えるのは当然の心理です。しかし、2026年の現在の状況において、「価格の安さ」だけを基準に業者を選ぶことは過去最大のリスクを伴います。
なぜなら、塗装を検討する消費者が焦るのと同時に、この資材不足の危機に対して一部の塗装店も深刻な「倒産リスク」を抱えているからです。資材を確保できず着工が遅れれば、塗装店の売上は立ちません。目先の安さに惹かれてギリギリの経営状態の業者と焦って契約してしまうと、手付金を支払った直後に業者が倒産し、「工事もされずお金も返ってこない」という最悪の事態に巻き込まれる危険性があります。
複数の優良店での「相見積もり」が、最も確実な防衛策である理由
便乗値上げを行う悪徳業者や、倒産リスクを抱えた不安定な業者を避け、本当に安心できる塗装店を見極めるための最も確実な防衛策が「複数の優良店での相見積もり」です。
最低3社から見積もりを取り、総額だけでなく「工事項目、数量、単価」を細かく分解して比較することで、初めてその価格が適正かどうかを客観的に判断できるようになります。真っ当な自社施工店であれば、現在の厳しい市況下でもしっかりとした算定根拠と内訳を提示してくれます。
「外壁塗装パートナーズ」では、最大5社の優良な自社施工店の見積もりを無料で比較できるだけでなく、万が一塗装店が倒産してしまった場合に工事完了を保証する「あんしん完了保証」も無料で付帯しています。
先行きが見えない不安な時代だからこそ、「極端な煽り」や「不自然な値引き」に惑わされることなく、客観的なデータ(相見積もり)と強固な保証(完了保証)に裏打ちされた適正な業者選びを行ってください。それが、あなたの大切な住まいを最も賢く、そして安全に守り抜く唯一の道です。






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