99%がビケ足場!その他の足場と何が違う?

99%がビケ足場!その他の足場と何が違う?

外壁塗装で使われる足場はクサビ足場(ビケ足場)が一般的

四角いクサビポケットに、クサビが刺さって足場を構築しています。外壁塗装ではクサビ足場(ビケ足場)という種類の足場を使うことがほとんどです。
四角いクサビポケットがついた支柱と、U字型のクサビがついた横材を中心に組み合わせて足場を構築します。
従来よりも強度の強い足場を組み立てることができ、また他の足場と比べて足場板が幅広く、安心して作業を行うことができます。

また、組み立てに必要な道具がハンマー1本というところも、クサビ足場が支持されている理由の一つです。
ネジではなくハンマーを使って組み立てるため、固定忘れが起きにくく、簡単に早く安全性の高い足場を組み立てられる優れものです。

ビケ足場という呼び方は、足場メーカーの株式会社ダイサンの商品名です。
株式会社ダイサンは日本で初めてクサビ足場を開発し、大量に市場に投入したため業界内で「クサビ足場といえばビケ足場」として定着しています。

バンドエイドと絆創膏、ホッチキスとステープラー、シャチハタとインク浸透印などの関係性と同じですね。

昔ながらの丸太足場

直径約10cm、長さ6mの丸太を鉄線で締め上げて組み上げるのが丸太足場です。

金属の足場が開発された1980年頃までは、足場と言えば丸太足場しかありませんでした。
そのため、歴史がある企業では丸太足場を使っているところがあります。

日本は比較的、木材が簡単に手に入ったため良く用いられたのですが、ここ最近は市街地でわざわざ丸太足場を組む必要性がないため、外壁塗装ではほとんど用いられることはありません。

ただし、丸太足場は鉄材に比べて弾力性があるため、清水寺の修繕工事など歴史的な建造物に足場をかける際は利用されることがあるようです。
理由としては、建物の建材を傷つけにくいことや、美観の問題、歴史的な技術の伝承などがあります。

単管足場は丸太足場の現代版

単管足場クサビ足場が一般的になる前に良く用いられていたのは、単管パイプとクランプで組む単管足場です。
もともと丸太で組んでいたものを、軽くて劣化が少ない単管パイプに置き換えられました。

現在でも、狭くてクサビ足場をどうしても建てられない場所で使われることはありますが、基本的にはあまり使いません。

足場の組み立てには国家資格が必要

5m以上の足場の組み立てを行う時には「足場の組み立て等作業主任者」という国家資格を持つ人が作業を管理することが決まっています。

労働安全衛生法 第14条 施行令第6条第15号

「つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。以下同じ。)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業」を行う場合は、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮を行わせなければならない。

労働安全衛生法施行令 – 安全衛生情報センター

また外壁塗装はほぼすべての現場で足場を立てるため、足場職人を組織内に抱えている業者も存在します。
その場合は外注している業者よりも足場代が安くなる傾向があります。
相場価格についてはこちらの記事でご確認ご覧ください。

外壁塗装は7m以上の高所で行われる危険な工事です。
安全性をしっかりと確保することも、後悔しない塗装を選ぶコツです。
外壁塗装で足場が必要な理由はこちらの記事で解説しています。