セラMシリコンⅢの特徴は?メリットデメリットと注意点を解説

セラMシリコンⅢの特徴は?メリットデメリットと注意点を解説

「関西ペイント」は国内シェアNo.3であり、世界のトップ塗料メーカーランキングでも8位の大手塗料総合メーカーです。

創業100年を越える実績と技術で、信頼性の高さから多くの方に選ばれ続けています。

そんな関西ペイントから発売されているセラMシリコンⅢは、多くの建物で使用されているロングセラー商品です。

こちらの記事ではセラMシリコンⅢのメリットやデメリットについてご紹介します。

セラMシリコンⅢとは?

2液弱溶剤形アクリルシリコン樹脂塗料

セラMシリコンⅢは2液弱溶剤形アクリルシリコン樹脂塗料です。

簡単に言うと、油性のシリコン塗料を指します。

「2液」とは、主剤塗料に硬化剤を入れて使用する塗料を指します。

「弱溶剤」は、溶解力の弱い塗料用シンナーのことです。

この塗料用シンナーで希釈可能な塗料であることを意味しています。

「アクリルシリコン樹脂」は、一般的なシリコン塗料を指します。

シリコン塗料は、シリコン樹脂100%のものはなく、一般的にはアクリル樹脂と合成されています。

アクリルとつきますが、アクリル塗料とは全くの別物です。

期待耐用年数11年~13年

セラMシリコンⅢの期待耐用年数は11年~13年とされています。

価格と耐久年数を考えると、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

「価格」「性能」「耐用年数」とバランスが良いので、戸建住宅に非常に人気のあるグレードです。

セラMシリコンⅢのメリット

メリット①
優れた低汚染性

セラMシリコンⅢは、壁に付着した汚れと塗膜との間に雨水が入り込み、汚れを流す「セルフクリーニング機能」があります。

セラMシリコンⅢは「親水性塗膜」です。

親水性とは、水が馴染みやすい性質のことです。
この親水性の反対が撥水性です。

撥水性塗膜は、雨水がはじかれ汚れの上を通過し、汚れが残ってしまいます。

しかし親水性塗膜の場合、雨水が壁に馴染むため、汚れの下を通過し汚れを浮かせて流し落とします。

この親水性塗膜により、長期にわたり美観を保ってくれます。

メリット②
高い耐候性

塗膜は劣化するにつれ、少しずつ艶が低下していきます。

セラMシリコンⅢは「JIS K 5658建築用耐候性上塗り塗料2級」の試験に合格した、高耐候な塗料です。

上塗り2級試験に合格している塗料は、キセノンランプ照射1200時間で、塗膜に膨れ・はがれ・割れがなく、光沢保持率が80%以上であることが証明されています。

汚れにくく、光沢感の低下も緩やかなため、長期的に美観を維持したい方にはおすすめの性能です。

メリット③
抜群の仕上り

セラMシリコンⅢは、肉厚感のある塗膜で美しい仕上りになります。

また、「艶あり・7分艶・5分艶・3分艶」と艶の調整が可能です。
あまり艶がお好みでない方は艶を調整をしましょう。

艶加減でお家の印象も変わりますので、心配な方は施工店に見本を見せてもらうなど、確認を取るのがおすすめです。

メリット④
防カビ・防藻性

セラMシリコンⅢには「防カビ・防藻性」があり、カビや藻の繁殖を抑制してくれます。

カビや藻は美観を損ねるだけでなく、小さなお子様のアトピーの原因等にもなります。

美観プラス健康面も安心できます。

セラMシリコンⅢのデメリット

デメリット①
作業中の臭い

セラMシリコンⅢは油性塗料のため、塗料用シンナーを希釈剤として使用します。

その為、作業中はシンナーの臭いを強く感じます。

人によっては頭痛や吐き気を感じる場合もあります。

弱溶剤ですので強溶剤に比べ臭いは抑えられていますが、臭いに敏感な方や、妊婦・幼児、ペット等がいらっしゃるご家庭には水性塗料をおすすめします。

水性塗料に比べ油性塗料の方が耐久性や密着性が良いため、それぞれのメリット・デメリットや家族のを考慮して選びましょう。

デメリット②
艶消しにできない

セラMシリコンⅢは、「艶あり・7分艶・5分艶・3分艶」と艶調整は可能ですが完全な艶消しにはできません。

マットな仕上がりをご希望の方は、他の艶消し可能な塗料と検討することをおすすめします。

デメリット③
雨があたりにくい場所では効果が発揮されにくい

セラMシリコン③のメリットである「親水性塗膜のセルフクリーニング機能」は、雨が当たることより効果を発揮します。

したがって、雨のあたらない場所や汚れの溜まりやすい部位では、十分な効果を発揮できない場合があります。

セラMシリコンⅢを選ぶ前に、自分のお家の立地や形状を確認しましょう。

他の塗料との比較

セラMシリコンⅢは、一般的なシリコン塗料と言えます。

「価格」「耐久性」「性能」とバランスは良いのですが、他にも同じような塗料が多くあります。

また、少しだけ価格が上がる分、一般シリコン塗料より耐久性や性能の良い「ラジカル制御塗料」もあります。

他に比較検討する余地があるため、本当にセラMシリコンⅢが自分の希望に合っているか、検討することをおすすめします。

比較検討におすすめの塗料
塗料名 水性・油性
シリコン樹脂塗料 アレスシルクウォール(関西ペイント)
※つや消し塗料
水性塗料
水性セラミシリコン(エスケー化研) 水性塗料
キクスイ SPパワーシリコン(菊水化学工業) 油性塗料
ラジカル塗料 アレスダイナミックTOP(関西ペイント) 水性塗料
パーフェクトトップ(日本ペイント) 水性塗料
エスケープレミアムシリコン(エスケー化研) 水性塗料

セラMシリコンⅢはこんな方におすすめ

セラMシリコンⅢは、下記のような方におすすめです。

・コストパフォーマンス重視の方
・初期費用を抑えたい方
・長期的に美観を保ちたい方
・作業中の臭いが気にならない方(仕事で日中は不在の方)
・妊婦、幼児のいないご家庭

下記の方は、他の塗料と比較検討することをおすすめします。

・初期費用が上がっても耐久年数の高い塗料の方がいい方
・臭いに敏感な方(体調を崩しやすい方)
・妊婦、幼児のいるご家庭
・日中、在宅していることが多い方(臭いの面)
・マットな仕上りをご希望の方
・雨が当たりにくい家

まとめ

関西ペイントは、世界トップ塗料メーカーランキング8位の、信頼性の高いメーカーです。

どの塗料も技術力が高く、安心して使用できるものです。

しかし、どんなに良い塗料でも、その塗料を正しく施工しなければ本来の性能を出すことはできません。

正しい知識で正しく施工してくれる業者に工事を依頼することが、塗装工事の重要なポイントです。

しかし、一般の方が良い施工店かどうか見極めるのは非常に難しいものです。

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