三井ホームの注文住宅は街の塗装業者でも塗り替えできる?

三井ホームの注文住宅は街の塗装業者でも塗り替えできる?

大手のハウスメーカーの中でも、温もりのある家づくりで定評がある『三井ホーム』。

三井ホームでマイホームを建てた方の多くが、その家づくりに満足しているといわれていますが、新築から10年を区切りに「外壁・屋根のメンテナンス」を勧められます。

満足度が高いので「三井ホームで建てたのなら、塗り替えも三井ホームで」とお願いしたいところですが、やはり気になるのはコスト面でしょう。

三井ホームの住宅の外壁塗装は、三井ホームでしか塗り替えられないのでしょうか?

街の塗装業者にお願いをした場合、コスト面では差がつくのでしょうか?

三井ホームで住宅を建てられた方はぜひご一読ください。

三井ホームに外壁塗装を依頼すると値段が高い!

まず、三井ホームでマイホームを建てた方がはっきりと知っておくべきことをお伝えします。

三井ホームの住宅はメーカーの長期保証をうたっていますが、長期保証を利用するには高額なメンテナンス費用を支払い続ける必要があります。

外壁塗装も三井ホームにお任せすると、相場よりもワンランク以上高いコストがかかります。

三井ホームのメンテナンスでは、実際には三井ホームと契約している下請け・孫請けの塗装業者が施工するため、中間マージンが発生します。

街の外壁塗装業者にお任せした場合、一般的には外壁・屋根をまるごと塗り替えた場合の相場は100~140万円ですが、三井ホームにお任せした場合はその他の工事を諸々含めて150~200万円が相場です。

中には300~400万円近い見積もりを受けた方もいるので、相当な高額になるケースも覚悟しておく必要があるでしょう。

「高品質だからメンテナンス費用も高い」は間違っている?

三井ホームでマイホームを建てられた方は、きっと三井ホームの高品質な住宅に魅力を感じて購入に踏み切ったはず。

だからこそ、新築時はハウスメーカーの中でも坪単価がトップクラスの三井ホームを選んだのでしょう。

しかし、先々のメンテナンス費用まで高いお金を支払っていく心づもりまであったのかと言われれば、そんなつもりはなかったのではないですか?

高品質な住宅だからといって、メンテナンス費用まで高額になる必要はありません。

三井ホームの住宅の外壁塗装は、高額なメーカーメンテナンスではなくても施工可能です。

ずっと安いコストで工事できて、しかも品質には差がありません。

むしろ、メーカーの枠組みに縛られないため、柔軟な対応が期待できます。

三井ホームの住宅を建てられた方で、マイホームのメンテナンス費用を賢く節約したいという方は、ぜひ街の外壁塗装業者による塗り替えをおすすめいたします。

三井ホームの外壁の特徴

三井ホームの住宅は、ほかの大手住宅メーカーと比べると少し違った趣があります。

その演出に大きく影響しているのが『外壁』の特徴です。

三井ホームの住宅の外壁には、どんな特徴があるのでしょうか?

三井ホームの外壁は『吹き付け』が魅力

三井ホームの住宅の外壁は、気品が高い『吹き付け』で仕上げられているという特徴があります。

外壁の仕上げで吹き付けが主流だったのは1980年代ころまでで、1990年代にはほとんどの住宅メーカーが「夢の建材」とまでいわれたサイディングボードによる仕上げへと移行しました。

そんな中で、気品が高いのにどこか温かみがある吹き付け仕上げにこだわり続けているのは、大手では三井ホームだけです。

三井ホームの外壁仕上げは5種類

外壁の吹き付け仕上げは、モルタルの壁に骨材を混ぜた塗料を機械(エアーコンプレッサー)の圧力で吹き付けることで完成します。

三井ホームでは、吹き付けの仕上げ方法として5つのパターンを用意しています。

吹放し仕上げ

リシンなどの骨材を混ぜた塗料をスプレーで吹き付けたのみの仕上げ方法です。

旧来からの吹き付け仕上げの中でもっともスタンダードな方法で、仕上げの単価としては安くなります。

キャニオン仕上げ

骨材入りの塗料を吹き付けた後、キャニオンローラーというプラスチック製のローラーを転がして仕上げる方法です。

キャニオンローラーとは、幅の広いバネのような形状をしたローラーで、もっとわかりやすく例えるとお祭りなどで目にするトルネードポテトのような形をしています。

キャニオンローラーを横方向に向かって転がすことで、細かな横溝がその名のとおり「渓谷」のような模様に仕上がります。

テール仕上げ

テール仕上げとは、三井ホームと非常に親密な関係にある塗料メーカー『エスケー化研』が考案した仕上げ方法です。

骨材入りの塗料を吹き付けた後、コテで平滑に押さえて仕上げることで、ザラザラ感をなくした上品な仕上がりになります。

トラバーチン仕上げ

テール仕上げと似ていますが、さらに気品が増すのがトラバーチン仕上げです。

通常の吹き付けに使用するものよりも大きめの骨材を混ぜて吹き付け、乾燥前にコテで均すことで、大きめの骨材が引きずられた模様ができます。

主に地中海地方を中心に採石される石灰岩を使用しており、ローマのコロッセオなど歴史的な建造物でも使用されている気品高い仕上げ方法です。

こてランダム仕上げ

小さな骨材入りの塗料を吹き付けた後に、コテで扇状の模様を描きながら仕上げる方法です。

コテで模様を描くという和風の伝統技術が活かされつつも、外壁に使用するとモダンな印象になるという、高級感が高い仕上がりになります。

三井ホームの外壁は『エスケー化研』製の塗料が使用されている

先ほど「三井ホームと親密な関係」と説明した、塗料メーカーの『エスケー化研』。

建築仕上げ塗材の国内最大手メーカーで、日本ペイント、関西ペイントと並んで国内の3大塗料メーカーとして大きなシェアを誇っています。

三井ホームの外壁仕上げには、エスケー化研が製造しているSBフィニッシュやMGクレイという塗料が使用されています。

価格はSBフィニッシュよりもMGクレイのほうがより高級な塗料となっています。

実はSBフィニッシュやMGクレイは、エスケー化研のホームページに掲載されていません。

なんと、SBフィニッシュとMGクレイは、エスケー化研が製造している三井ホーム専用の外壁仕上げ材なのです。

外壁の色は吹き付け材のカラーで決まる

新築で三井ホームの住宅を建てた場合、まずモルタルを塗って外壁の素地を完成させます。

そこに、骨材入りの塗料をスプレーで吹き付けて仕上げるので、三井ホームの外壁の色は「吹き付け材のカラー」で決まることになります。

エスケー化研が製造しているSBフィニッシュやMGクレイは、もともとは色がついた塗料で、そこにサンドと呼ばれる骨材を投入してミキサーで混ぜることで吹き付け材が完成します。

骨材を混ぜた吹き付け材は保存が利きません。

骨材の混入は常に塗装の直前におこなわれるので、三井ホームの外壁仕上げの現場では、塗装する職人と吹き付け材を調合する職人とが手分けをして作業をおこないます。

SBフレッシュとMGクレイは、やや淡い色調のものが多いという特徴があります。

吹き付け仕上げの外壁は壁面に凹凸が多いためツヤはなく、自然な風合いが魅力であるため、淡いナチュラル系のカラーがラインナップされています。

ベーシックなホワイト・ベージュ・ブラウン系のほか、つや消しがシックなブラック系、パステルながら和風の雰囲気を醸し出すグリーン系も人気です。

外壁にこだわりが強い三井ホームの住宅、街の塗装業者でも大丈夫?

三井ホームでマイホームを建てた方は、三井ホームの住宅が持つ高級感がありながら自然な風合いの外壁に大いに満足していることでしょう。

しかし、吹き付け仕上げの外壁は、表面が平滑ではないため汚れが付きやすく、一度ついた汚れは凹凸に入り込んでしまうため落ちにくいという欠点があります。

新築から10年も経てば汚れが目立つようになるので、美しく塗り替えをしたいと感じるでしょう。

でも、三井ホームの住宅は外壁に強いこだわりをもっているので、街の塗装業者に依頼してちゃんと仕上がるのか不安に感じるかもしれませんね。

三井ホームの住宅の外壁塗装は街の塗装業者にお任せしても大丈夫なのでしょうか?

「吸い込み」を抑えて塗装する必要がある

三井ホームの住宅の外壁は吹き付け仕上げですから、もしそのまま新たに塗料を塗っても塗料を吸収してしまい美しく塗装できません。

このように、外壁が塗料を吸収してしまう現象を「吸い込み」と呼びます。

吹き付け仕上げの外壁を塗装する場合は、まずは塗料の吸い込みを抑えるために下地材を塗装する必要があります。

外壁の模様を活かしたいなら下地にシーラーを塗装する

三井ホームの住宅の外壁は骨材入りの塗料を吹き付けたうえで模様を描いている仕上げが多いので、せっかく仕上げてもらった模様をそのまま活かしたいと感じる方も多いでしょう。

もともとの模様を活かして塗り替える場合は、下地の吸い込みを防ぎ、新たな塗料との密着を高めるために『シーラー』という下地材を塗装します。

シーラーは水状の下地材で、ローラーから滴るほどにたっぷりと塗りこむことで、外壁の凹凸にもしっかりと入り込みます。

外壁の劣化が激しいなら下地にフィラーを塗装する

吹き付け仕上げの外壁は、全体的に硬くて力の逃げ場がないため、時間の経過によってひび割れが起こりやすいという特徴があります。

外壁のひび割れを『クラック』といい、髪の毛のように細い『ヘアクラック』が起きている程度なら簡単な補修や塗装だけでも対応できます。

ところが、長い・深いクラックが発生すると、補修しても傷跡のように残ってしまうため、全体的に補修したほうが見栄えが良くなることもあります。

クラックが複数ある場合など、外壁の劣化が激しいケースでは下地に『フィラー』という塗料を塗装します。

フィラーは粘り気が強いペースト状の下地材で、クラックのすき間に入り込んで補修する役割も果たします。

一点だけ注意するべきなのは、フィラーは厚みをつけて塗装する下地材だということです。

厚みがあるため、もともとの模様が活かされないというデメリットがありますが、タイル仕上げやマスチック仕上げという別の模様をつける仕上げ方法があるので、塗装業者と相談してみると良いでしょう。

三井ホームの自然な風合いを活かす塗料選び

三井ホームの住宅は、自然な風合いを活かしたデザインであるため、ピカピカとした塗装が似合いません。

中塗り・上塗りに使用する塗料は、ツヤを抑えた『つや消し塗料』の使用がおすすめです。

つや消し塗料には段階があり、3分・5分・7分のようにつやを消す度合いが選べます。

あまりつやを落としすぎると塗膜の平滑さが失われて汚れが付きやすくなるので、5分程度が適当でしょう。

また、塗料そのものが自然な風合いを持つものとして、無機塗料の使用もおすすめです。

無機塗料は、ケイ素などの無機物を配合した塗料で、外壁塗装で使用する塗料のグレードとしては最高級に位置付けられます。

紫外線に強く塗膜が劣化しにくい、有機物の含有量が少ないためコケやカビが発生しにくい、親水性が高いため汚れが付きにくいというメリットがあり、耐用年数も約15年以上を誇ります。

無機塗料は無機物を配合している都合上、もともとつやが抑え気味なので、三井ホームの住宅が持つ自然な風合いとマッチします。

屋根は紫外線に強いもので塗装する

三井ホームの住宅の屋根は、瓦葺きが標準施工となっています。

スタンダードなコロニアル屋根のほか、モダンな瓦もラインナップされていますが、製品自体が高断熱性を特徴としているため、グレードダウンは避けたいところでしょう。

屋根塗装に関しては、外壁のように「三井ホームの住宅だから」といって特にこだわる必要はありません。

塗料のグレードとしては安価で低スペックなアクリル樹脂系・ウレタン樹脂系を避けておけば、シリコン樹脂系やフッ素樹脂系で十分です。

さらに高断熱性を求めたいのであれば、断熱・遮熱系の塗料もありますが、費用が高額になるというデメリットがあります。

断熱・遮熱系の塗料は「こだわりがあれば」という程度の選択肢として頭の隅に置いておけば良いでしょう。

メンテナンスを三井ホームに任せないと保証が受けられなくなる?

「三井ホームの住宅は、三井ホームのメンテナンスを受けないと保証が続かない」という話を聞いたことがありませんか?

三井ホームでは、注文住宅を建てた方に対して『キープウェル』という建物長期サポートシステムを提供しています。

新築後、2年・10年・20年・30年までの点検は無料で、基礎や構造躯体に関しては最長で60年まで保証を延長する、まさに一生モノの保証システムです。

ただし、10年点検から受ける診断報告で外壁の防水性に問題があると診断された場合は、三井ホーム指定の有料メンテナンス工事を受ける必要があります。

つまり、社外の塗装業者にメンテナンス工事を依頼すると、その時点で三井ホームの保証が切れてしまうおそれがあるのです。

「それは困る!」という声が聞こえそうですが、三井ホームのキープウェルで保証される内容はそもそもが「基礎・構造躯体に関する部分」のみであることに注目してください。

三井ホームのキープウェルは外壁・屋根の保証をしているわけではないし、基礎や構造躯体が損傷するほどのトラブルといえば大地震などの災害が起きた場合に限られてきます。

地震保険などでも十分にカバーできるので、三井ホームの保証を継続させるためだけに外壁のメンテナンスを三井ホームにお任せする必要はありません。

三井ホームの外壁も安心して街の外壁塗装業者にお任せできる!

三井ホームの住宅は、外壁に対して特に強いこだわりを持って作られているので、できるだけ良いところを活かしたメンテナンスを心がけたいものです。

かといって、三井ホームのシステムに任せたメンテナンスでは、将来的なコストも含めると驚くほどに高額になってしまいます。

三井ホームの住宅でも、外壁・屋根のメンテナンスは中間マージンが発生しない街の塗装業者にお任せするほうが安くて安心です。

外壁塗装パートナーズでは、簡単3ステップであなたの街で評判が良い塗装業者を最大3社までご紹介いたします。

外壁塗装パートナーズがご紹介させていただく塗装業者は、施工実績が豊富で口コミも良い優良業者ばかりなので、きっとあなたが大切にしている三井ホームの住宅を美しく仕上げてくれるでしょう。

三井ホームの住宅の外壁・屋根のメンテナンスは、外壁塗装パートナーズまでご相談ください。