外壁塗装の見積書の比較のコツは?見積書には標準施工とオプション施工がある

外壁塗装の見積書の比較のコツは?見積書には標準施工とオプション施工がある

外壁塗装の見積書は単純比較できない

外壁塗装の業者から出てくる見積書ですが、単価や項目などを一括比較することはできません。

なぜなら、外壁塗装には決まった金額が無く、見積書の記載方法も単価も、塗装業者の一存で好きに変えられてしまうからです。

他のサイトで「見積書の単価を見比べることで、適正価格かを見極めることができる」と記載されていますが、これは絶対に不可能です。

ではどうすれば、適正な価格での提案や、誠実な内容の見積もりかどうかを見極めることができるのか?

その方法をお伝えします。

単価相場では適性価格と比較できない理由については、こちらのページをご覧ください。

見積もりは現地調査の後に作られたもの以外意味がない

見積書を比較する大前提として、きちんとした現地調査の後に作成された見積書が必要です。

ネット上には建坪や施工面積、施工内容を入力するだけで価格が表示されるサイトがありますが、建坪や施工面積ではあくまで『相場感』しかわかりません。

なぜなら、現地を見ることで初めて、建物の状態や足場の設置位置、オプションで補修すべき箇所が明らかになるからです。

もし現地調査が行われる前に契約をしてしまっている場合は、いい加減な施工の可能性が高いので一度契約を解除し、きちんと別の業者に現地調査をしてもらうことをおすすめします。

現地調査が行われた後の見積書が、2つ以上の業者から出て初めて比較ができるようになります。

現地調査でどのようなことをチェックするのかについては、こちらの記事をご確認ください。

見積書が2つ以上手に入ったら標準施工を見比べる

外壁塗装の見積書が2つ以上手に入ったら、まずは標準施工の価格を比べます。

外壁塗装はほとんどの場合、標準施工の他にオプション施工が含まれます。

外壁塗装の標準施工は、足場・高圧洗浄・養生・下地処理・下塗り・中塗り・上塗りの7つの工程を指します。

この標準施工以外の箇所の塗装や処理が、オプション施工です。

例えば、雨戸・雨樋・軒天・ベランダなどの塗装外塀洗浄がオプション施工になります。

また、外壁塗装では主に下地処理の中にも、ヒビ防水材(コーキング)の補修塗料のグレードアップなどがあります。

これらのオプション施工の価格を全体の金額から差し引いて、標準施工の金額だけで比較することができます

標準施工の詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

ただ、次にお伝えするオプション施工が多い場合は、標準施工の金額を安くしてオプション施工の金額を高くすることができてしまうため注意が必要です。

オプション施工に何が入っているかを見比べる

塗料のアップグレード以外のオプション施工は、すべて家の保全・修理か、塗装を確実に行うための項目なので、塗装業者から見積もりが出てきたときに必ず「なぜこのオプション施工が必要なのか」の説明があります。

説明されない場合は、必ず質問をして「なぜこの工程・施工が必要なのか」を明らかにしてください。

もし、見積もりを出している業者によってオプションの内容が大幅に違う場合は、それぞれの業者に「他の業者は●●という項目があるが、御社の見積もりにないのはなぜか」を聞きましょう。

それぞれの業者から納得のいく説明が無い場合は、そもそも今見積もりを出しているすべての業者の信ぴょう性が低い可能性を考えましょう。

オプション施工が多い場合は、施工内容と全体の金額を天秤にかける

オプション施工が多い場合、標準施工の金額はあてにならないため、オプション施工の内容と全体の金額を複数の見積もりで比較します。

その際、金額の高い安いだけで決めてしまうと、結果的に塗装業者がきちんとした工事をしないリスクがあります。

そのため、業者の説明雰囲気知識の高さも考慮して決めましょう。

外壁塗装は、素人にわからないように手抜きをしようと思ったらいくらでもできてしまうため、施工内容に見合った価格でないと品質低下に直結していまいます。

悪徳業者による手抜きについては、こちらの記事をご覧ください。

価格差があまりにある場合は、特に安く出している業者に「なぜ安くできるのか?」をしっかり聞きましょう。

もし「企業努力です!」などのあいまいな回答だった場合は、価格に根拠が無かったり、手抜き前提の価格の可能性があるため注意が必要です。

まとめ

見積書を比較すると、どうしても金額だけに目が行ってしまいがちですが、外壁塗装の品質は塗装業者の施工内容に強く依存します

極端な話、どんなに良い塗料を使っても下地処理で手を抜かれればすぐに剥がれてきますし、塗料の希釈(塗りやすいように薄める行為)が適当だと塗料の本来の性能を発揮できません

複数の見積もりを比較するのはもちろん、見積もり項目や金額だけではなく、塗装業者の説明や人柄を比較して、心から任せたいと思える業者さんに、施工を依頼しましょう。