外壁塗装の必需品!足場が必要な3つの理由

外壁塗装に足場は原則必要なのはなぜか
外壁塗装を行う場合、足場は必須と言っても過言ではありません。
屋根勾配が緩やかな屋根塗装のみを行う場合は、屋根自体が足場の役割を果たすことができるため、足場を立てないこともありますが、外壁も塗装する際は必ず足場を立てます。
足場が必要な理由は以下の3つです。
- 作業効率が上がる
- 安全性が高まるため作業が丁寧にできる
- 保護シートで水・塗料の飛散を防ぐ
足場が必要な理由1
作業効率が上がる
外壁塗装のコストの3割は人件費と言われています。
そして人件費削減のために足場の設置は非常に重要です。
なぜかというと、外壁塗装は10日以上かけて、洗浄・養生・下地処理・下塗り・中塗り・上塗りという工程を行いますが、その間ずっと足場の上で作業をします。
昔は足場を組まずにハシゴをかけてやることもありましたが、10日もの間、毎回ハシゴをかけて作業することがいかに非効率か、想像に難しくないと思います。
工期短縮のために足場は必ず必要です。
足場以外のコストについてはこちらの記事で解説しています。

足場が必要な理由2
安全性が高まるため作業が丁寧にできる
2階建て住宅の場合、壁の一番高いところは約7m、3階建てだと9m以上になります。
そんな高所作業でも足場があることで安全性が上がり、職人さんが丁寧に作業を行うことができます。
無理な姿勢や注意が必要な場所での作業より、安定した足場の上の方が、作業がしやすい環境の方が質の高い仕事が期待できます。
足場が必要な理由3
保護シートで水・塗料の飛散を防ぐ
足場が組まれた建物が、グレーのレースカーテンのようなもので覆われているのをご覧になったことはありますか?
あのカーテンは保護シートと呼ばれ、塗装の場合はほぼすべての場合に設置します。
保護シートは目隠しや防音、風除けになるだけでなく、高圧洗浄の水や、塗装の際の塗料のハネを防ぎます。
シートがないと塗料が隣の建物や敷地にも飛び散り、後片付けも大変な手間になります。
ただし、隣の家がかなり離れている場合は、設置しないこともあります。
ちなみに風の強い日は、保護シートが飛んでしまうため畳みます。
最近は足を乗せる板が広いクサビ足場(ビケ足場)が主流
余談ですが、最近はクサビ足場(ビケ足場)という、足を載せる板が幅広い足場を使うことが一般的になっています。
板が広くないと足場に乗ることに注意を払う必要があるため、非常に集中力が必要になってしまいます。
クサビ足場は広い足場を確保することができるため安全性と作業効率の面から、採用されることが多いです。
足場の種類はこちらの記事をご覧ください

まとめ
足場は外壁塗装を行う際は必ず必要だと思っておいて間違いはありません。
職人さんに気持ちよく仕事をしてもらうことが、長い目で見た時に後悔しない秘訣の一つといえるでしょう。
足場の相場価格についてはこちらの記事をご覧ください。

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