遮熱塗料ってなんのためにあるの?

遮熱塗料ってなんのためにあるの?

遮熱機能を持った塗料一覧

遮熱は本来、外壁や屋根にそれほど必要とされない機能です。

ただ、門や雨戸、ガレージなど、遮熱機能を持つことで利便性やストレスが解消される場所も有ります。

外壁塗装の塗料には断熱塗料と遮熱塗料がある

断熱塗料で有名なのは日進工業のガイナ(GAINA)という塗料です。

一方で遮熱塗料は、多くのメーカーが出しています。

ちなみにガイナは遮熱と断熱、両方の機能を持っています。

遮熱塗料と断熱塗料の違いについてはこちらの記事をご覧ください。

遮熱で室内の気温が下がることはほとんど無い

塗料メーカーのカタログや一部の外壁塗装の業者では、遮熱塗料を塗ると快適な生活が送れると書かれていることがありますが、実際はほとんど効果がありません。

効果が無いというのは、遮熱自体の効果が無いということではなく、遮熱塗料を塗ることで室温にまで影響が出るケースがほとんど無いのです。

なぜなら、壁や屋根には基本的には断熱材が充填されているため、遮熱をしなくても熱が室内に入ってくることはほとんど無いからです。

塗料の遮熱効果はヒートアイランドを防ぐことにある

塗料が遮熱効果を持っていないと、屋根材や外壁材に熱が伝わります。

仮に屋根材や外壁材の中に断熱効果があったとしても、熱が屋内に伝わらないだけで熱自体は屋根材・外壁材に残ります。

そのため遮熱効果がないと、ヒートアイランド現象を避けることができないのです。

ただ、暑い夏の日に、わざわざ壁を触りに行く人はいませんので、遮熱機能が無いことが大きな問題になることはそれほど多くありません。

陸屋根によって屋上がある場合は、遮熱塗料を塗ることによって多少は屋上が過ごしやすくなります。

遮熱塗料はどこに塗るべきか

外壁や屋根であまり効果が無いとはいえ、遮熱塗料が効果を発揮する場所があります。

  1. 門やガレージなど身体が触れる場所
  2. 雨戸やシャッターなど屋外で光を遮る部分
  3. 断熱材が充填されていない金属屋根

遮熱塗料を塗るべき場所その1
門やガレージなど身体が触れる場所

遮熱塗料は、塗料を塗った場所が熱を持ちにくくする機能です。

そのため門やガレージなど、太陽光が当たりやすく、かつ身体が触る可能性の高い場所に遮熱塗料を塗ると効果的です。

金属製の門やガレージがある場合は、遮熱塗料を検討しても良いかもしれません。

遮熱塗料を塗るべき場所その2
雨戸やシャッターなど屋外で光を遮る部分

遮熱塗料は塗料を塗った部分が熱を持ちにくくなるので、窓の外で遮熱をすると屋内が熱くなりにくくなります。

夏に雨戸やシャッターを閉めることはあまり想像できないかもしれませんが、遮熱塗料を塗った雨戸やシャッターを閉めることで、本来であれば窓から侵入する光エネルギーを屋外で遮断することができ、屋内の温度の上昇を抑えることができます。

遮熱塗料を塗るべき場所その3
断熱材が充填されていない金属屋根

倉庫や車庫などの屋外の建物の金属屋根には、断熱材が入っていないことが多いです。

暑い夏の日に、わざわざ金属製の屋外の建物の中に入ることはほとんど無いと思いますが、遮熱塗料を塗って置くことで中が熱くなりにくいメリットがあります。

まとめ

遮熱機能は多くのメーカーの塗料に採用されていますが、効果を実感できる環境はそれほど多くありません。

ただ、遮熱機能があるからといってそれほど高価になるわけではないので、塗ることで効果がある場所には遮熱塗料で塗装してもらうことを検討すると良いと思います。