我が家の打ちっぱなしコンクリートは外壁塗装するべきなのか?

我が家の打ちっぱなしコンクリートは外壁塗装するべきなのか?

コンクリートは塗装するべき?

今流行りの「打ちっぱなしコンクリート」デザイン。
とてもおしゃれな外壁として注目されていて、近年では戸建住宅の外壁に使用されています。

有名なところでは、積水ハウスの「ダインコンクリート」などが人気です。
ダインコンクリート

一見、コンクリートが外壁だと永久的に塗装がいらないと考えていると思いますが、コンクリートでも塗装をする必要があります。

今回はコンクリートと塗装についてご紹介いたします。

なぜコンクリートは塗装が必要なのか

先ほども言いましたが、打ちっぱなしのコンクリートでできた外壁は塗装が必要です。

理由としては、大きく2つあります。

塗装の理由1
ヒビ割れが起こる

コンクリートはヒビ割れができやすいからです。
元々コンクリートの材料は、セメント細骨材粗骨材、などでできています。

更に、セメントは石灰石粘土けい石鉄原料せっこうでできています。

このセメントに含まれている石灰石のアルカリ度が高いので強度になっているのですが、雨水など水分の浸透が繰り返されることによって中性へと変化していきます。

そうすると本来の強度がだんだん弱くなり、サビやすい状態になりヒビ割れが起きやすくなります。

ここまでくればなんとなく想像できるかと思いますが、ヒビ割れるとそこから雨水などが入ってきます。
3mmのひび割れ(髪の毛のような細さ)でしたらそこまで問題視しませんが、数cm単位でひび割れが起こっていたらそれは一度セメントで埋める必要があります。

塗装の理由2
美観は継続しない

家は始終外に晒されているので、汚れや劣化を止めることができません。

そういう意味でもコンクリートのデメリットとして、シミができやすいこと、そして白色粉状物(エフロレッセンス)ができて外観が劣化したようになります。

白色粉状物とは、コンクリートに含まれるアルカリ成分が溶け出して表面に出てくるもので、白い筋のような汚れがコンクリート上でできます。

また、長期間雨に晒されていると、雨だれのような跡ができてこちらも外観が劣化したような感じになります。

外観にこれらの特徴が出るようでしたら、一度塗装店に点検をしてもらったほうが安心かと思います。

2種類の塗装方法

いくらコンクリートでもその他の外壁材であるサイディングと同じように、塗装で保護する必要があることがわかりました。

では、コンクリートにはどんな塗装方法があるのでしょうか?

塗装方法その1
撥水剤で塗装

撥水剤とは、その名のとおり塗装したら水をはじく機能を持つ溶剤です。
塗ることによって、強力な防水層を形成し、尚且つコンクリートの早期劣化を防止することができます。

メリットは、雨水の侵入を防ぐ、美観を保持することができます。
デメリットは、塗装後の耐用年数は低く、下地の色や補修跡を隠せないことです。

各撥水剤のご紹介
塗料名(メーカー名) 特徴
アクアシール200S(日本ペイント) 防水性あり、通気性、塩害、凍害、酸性雨反応によるコンクリートの早期劣化防止機能あり
コンクリート用浸透性吸水防止剤(ロックペイント) 防水性あり、凍害やカビのコケ発生を防止、上から塗装可能(条件あり)
シランコートL(菊水科学工業) 撥水性、通気性あり。耐候性、耐アルカリ性、塩害防止。

塗装方法その2
カラークリヤー工法

その名のとおり、クリヤー塗料(透明塗料)に色が混ざっている塗料で塗装する方法です。

サイディングのデザインをそのまま活かすクリヤー塗装と同じものだと考えてください。

メリットとしては、上記の撥水剤と違って、色を混ぜているので補修の跡が目立ちません。
耐用年数は10年未満の塗料が多いです。
塗料に含まれている樹脂によっては、長持ちするクリヤー塗料もあります。

各カラークリヤー塗料のご紹介
塗料名(メーカー名) 樹脂 特徴
SKカラークリヤー(エスケー化研) アクリル樹脂 耐候性、耐アルカリ性、耐汚染性、密着性に優れている(耐用年数は6~8年)
水性4Fプーレシステム(日本ペイント) フッ素樹脂 高耐候性、低汚染性あり。中性化を抑制。防カビ・防藻作用あり。

まとめ

コンクリートは一見、永劫塗装いらずのような顔している外壁材ですが、実は必要です。

ただ、塗装といっても、サイディングやモルタルで施工している厚く塗り重ねる塗装ではなく、防水目的のクリヤー塗装を施すのが通常です。

我が家がコンクリートで外観の劣化が気になる方、ぜひ外壁塗装パートナーズへ一度ご相談ください。

外壁のメンテナンス時期については以下で詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。