ガルバリウム鋼板でモダンな外壁にリフォームしたい!特徴・工事費用の相場を解説

ガルバリウム鋼板でモダンな外壁にリフォームしたい!特徴・工事費用の相場を解説

リフォームを決意して展示場やモデルハウスの見学にいくと、びっくりするくらいのモダンな住宅に出会うことがあります。

美容院やサロン、ギャラリーなどのビジネスに似合うような、シンプルだけどさりげないおしゃれさを感じる住宅には、外壁に『ガルバリウム鋼板』が使用されていることがあります。

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームすると、外観がモダンでおしゃれな仕上がりになります。

ここでは、気になっている方も多いはずの「ガルバリウム鋼板の外壁」へのリフォームについて、特徴や工事費用の相場などについて紹介しましょう。

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームすれば、メンテナンスが楽々に!

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームすると、まずは見た目の外観が非常にモダンでおしゃれな仕上がりになります。

リフォームだけでなく新築で採用している住宅もまだまだ少ないので、きっとご近所でも評判になるくらいのお家に生まれ変わるでしょう。

ハウスメーカーが作る注文住宅は、個々のプランに応じて建築士が図面を引いてくれるので「まったく同じ」という住宅は2つとありません。

しかし、商品シリーズが同じであればある程度は似通ってしまうものであり、世界に一軒だけのこだわりの住宅というイメージにはならないのです。

ガルバリウム鋼板の外壁は「人と同じようなマイホームでは満足できない」という方の希望をしっかりと満たしてくれる仕上がりが約束されます。

思い切ったリフォームでマイホームを大変身させたい方には特に強くオススメします。

また、ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームすれば、日ごろのメンテナンスが非常に楽になります。

通常の外壁材では自分でできるメンテナンスはほとんどありませんが、ガルバリウム鋼板の外壁なら、蛇口にホースをつないで水をかけるだけ。

これだけで美しさが長く保たれるのですから、セルフメンテナンス派の方にはピッタリです。

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称で、1972年にアメリカのベスレヘム・スチール社が開発しました。

アルミニウムと亜鉛の合金めっきであることから『55%Al-Zn被覆鋼』とも呼ばれます。

ベスレヘム・スチール社は、かつてはアメリカで二番目の規模を誇る製鋼会社でしたが、2001年に経営が破綻し、2003年にはインターナショナル・スチール・グループに売却されました。

現在はビックインターナショナル(BIEC International Inc.)社が商標権を取得しており、ガルバリウム鋼板の名称を使っているメーカーはすべてBIEC社との商標ライセンス契約を結んでいることになります。

日本国内では、次の企業が正規ライセンシーとして商標の使用が認められています。

  • JFE亜鉛メッキ
  • 丸一鋼管
  • 日新製鋼
  • 日鉄鋼板
  • 淀川製鉄所

これらの製鉄会社が材料としてガルバリウム鋼を販売し、各建材メーカーが加工して独自の商品として販売しているのです。

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板には、ほかの建築用の鋼板と比べると次のような優位な特徴があります。

①耐久性、耐食性に優れている

建築用の鋼板といえばイメージされやすいのが『トタン』ですが、亜鉛のみをメッキ加工したトタンと比べると、さらにアルミニウムを加えたガルバリウムは高い耐久性と耐食性を誇っています。

②防水性が高い

ガルバリウム鋼板は金属系の建材ですから、雨水や水分を吸収しないため、他の建材と比べると防水性が格段に高くなります。

③非常に軽い

ガルバリウム鋼板の厚さは平均で0.3~0.5㎜と非常に薄いため、ほかの鋼板と比べると格段に軽く、住宅への負荷も軽減します。

④デザインが豊富

ガルバリウム鋼板は加工性が高いため、波の間隔や縦葺き、横葺き、カラーなどのバリエーションが豊富で、さまざまな表情の外観を演出できます。

⑤耐熱性が高い

ガルバリウム鋼板は熱反射性に優れているため、表面温度が高くなりにくく、熱による伸縮などのダメージが軽減されます。

ガルバリウム鋼板を採用する際の注意点

メリットが目立つガルバリウム鋼板ですが、いくつかデメリットも存在します。

外壁のリフォームでガルバリウム鋼板を採用する際の注意点を見てみましょう。

①キズが付きやすい

ガルバリウム鋼板は非常に薄いため、施工時のちょっとした接触などでキズや凹みが発生しやすく、損傷部分からサビが発生することがあります。

②断熱性がない

ガルバリウム鋼板は耐熱性に優れていますが、熱を遮断する『断熱性』はあまり期待できないため、必ず断熱材との併用が求められます。

③好みがわかれやすい

ガルバリウム鋼板の外壁はモダンな印象がある一方で「ガレージみたい」「無機質な印象がある」と嫌う人もいて、ハッキリと好みがわかれやすい建材でもあります。

④純和風建築にマッチしないデザインが多い

デザイン性が高いため選択肢は豊富ですが、純和風建築の住宅にはマッチしないものが多く、どちらかといえば四角形が多いスクエアデザインの住宅にマッチする傾向があります。

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームする場合の工事費用の相場

マイホームの外壁をガルバリウム鋼板のものにリフォームする場合の工事費用の相場は100~170万円です。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォーム工事には、次のような費用がかかります。

  • 足場代(足場業者への外注)
  • 材料費
  • 施工費用(人件費など)

それぞれの費用について詳しくみていきましょう。

足場は専門業者に外注する

ガルバリウム鋼板へのリフォームでは、地面からでは手が届かない高い部分にも施工することになるため、必ず『足場』が必要になります。

足場の敷設・解体は足場の専門業者に外注するのが一般的で、足場の部材などもすべて足場業者からレンタルするかたちになります。

足場代の相場は1㎡あたり700~1,000円で、一般的な住宅では15万円前後になります。

施工業者によっては、ひいきにしている足場業者との間で「2階建てなら一律で15万円」などの契約を交わしていることがあります。

平米数からみると少し損をすることがあるかもしれませんが、その分だけ工期の融通がきいたり、工事がしやすい高さ設定がバッチリであったりします。

特に外壁リフォーム業者には「好みの高さ」があります。

外壁塗装であれば「この業者は窓まわりの塗装がしやすい」とか防水業者であれば「いつも縦の鋼管の位置が悪くて施工しにくい」といった具合です。

施工業者と足場業者の相性は非常に重要なので、一般的な住宅では20万円程度までは許容範囲だと心得ておきましょう。

材料費はメーカー・商品によって差がある

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームでもっともウェイトが重たいのが材料費です。

ここでは、国内でガルバリウム鋼板を販売している主要メーカーのひとつ『旭トステム外装』の商品を例に、材料費を見てみましょう。

商品名 1㎡あたりの単価
スタッコ 3,394円
ティーレⅢ 3,394円
スパンサイディングS(フッ素塗装) 5,439円
プレシャスウッドSX 5,930円
ソリッドボーダーSF 6,721円

※2019年5月末時点の税抜き価格

国内でガルバリウム鋼板を販売しているのは、旭トステム外装のほか、ニチハやケイミューなどが主流です。

メーカーや商品の仕様によって多少の差はありますが、どのメーカーでもおおむね同様の価格帯で展開しています。

つまり、ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームでは、材料費の相場が1㎡あたり税込みで4,000~7,000円になります。

一般的な住宅の外壁面積は、30坪で120㎡、40坪で160㎡程度になるので、材料費だけで50~110万円くらいが相場になります。

施工費用は『人工』で計算する

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームで材料費の次にウェイトが重たいのが施工費用です。

材料費はメーカーや卸問屋からの仕入れ代になるので、実際のところ施工業者の利益にはなりません。

リフォーム施工業者の利益は、施工の人件費で確保することになります。

人件費は、1日に1人が作業する作業分量を『1人工(にんく)』として、人工×単価で計算します。

施工にかかる単価は、1人工あたり15,000~20,000円が相場です。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームは、おおむね次の工程・人工がかかります。

工程 日数 人数 人工
旧サイディング・コーキングの除去 1日 3人 3人工
断熱材・透湿防水シートの張り付け 2日 3人 6人工
金具の設置・角処理 1日 3人 2人工
サイディングボードの張り付け 1日 3人 6人工
コーキングの充填 1日 3人 4人工
仕上げ・掃除 1日 3人 2人工
合計 9日間で完成 23人工

完成までに23人工がかかった場合、相場から計算すると施工費用は34万5,000~46万円となります。

ここまでの各項目でかかった費用を計算すると、次のようになります。

施工内容 費用
足場代 15万円
材料費 50~110万円
施工費用 34万5,000~46万円
合計 99万5,000~171万円

概算ですが、おおむね相場の範囲内に収まりましたね。

外壁の面積や使用する材料、施工業者の差などのほか、さらに塗装が必要な場合は塗装費用も加わるため工期が長くなり、工事費用も高くなります。

主要メーカーが製造しているガルバリウム鋼板の外壁は、工場出荷の状態ですでに塗装まで完成しているものが多く、無塗装で張り付けても十分に意匠性が高い仕様になっています。

また、あえて無塗装で素材の雰囲気を活かしておく手法もあるので、ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォーム工事の際に塗装を加えるのは稀だと考えておけば良いでしょう。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームを安く済ませたい!

マイホームの外壁をモダンでおしゃれなガルバリウム鋼板にリフォームすると、一般的な住宅で100~170万円の費用がかかります。

100~170万円といえば、外壁・屋根をまるごと塗り替えることができる金額ですから、ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームは「外壁のみの工事」だと考えればかなり割高に感じるでしょう。

それだけの高いお金を払うリフォーム工事ですから、できれば「もっと安くリフォームしたい」という方も多いはずです。

ここでは、ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームを安く済ませるための2つの方法を紹介しましょう。

安くする方法①
カバー工法で施工してもらう

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォーム工事費を安くするための王道テクニックが、『カバー工法』の採用です。

通常、ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームするには、既存の外壁材を撤去したうえで新たにガルバリウム鋼板の外壁を張り付けます。

既存の外壁材の撤去やそれによって発生した廃材の処分などにもコストがかかるので、工事費用は高額になります。

カバー工法では、既存の外壁材をそのままにして、その上から新たな外壁材を張り付けます。

既存の外壁材を撤去せずにそのままガルバリウム鋼板の外壁を張り付ければ、既存の外壁材の除去にかかる人件費や廃材の処分費用を浮かせることができます。

全体のリフォーム費用から2割程度は安くなると考えて良いでしょう。

実は、ガルバリウム鋼板の外壁はカバー工法に適しています。

カバー工法では既存の外壁材の上から新たに外壁材を張り付けるため、柱や壁は2倍の重さになった外壁を支えることになります。

住宅を支える柱や壁の負荷が増えるため、長い目でみたときには確実にダメージが蓄積してしまうでしょう。

また、住宅は設計段階で強度のバランスを計算されているため、バランスが大幅に崩れてしまうと万が一の大地震が発生したときに倒壊するおそれがあります。

その点を考えると、ガルバリウム鋼板の外壁材は厚さ0.3~0.5㎜と非常に薄く軽量であるため、躯体にかかる負荷が軽減できるのです。

ただし、カバー工法は誤った施工をしてしまうと外壁の内部に水分や湿気の侵入を許しやすくなります。

カバー工法後の施工不良は致命的な欠陥になることが多いので、必ずカバー工法の施工経験が豊富な業者に依頼するのが前提です。

安くする方法②
中間マージンをカットするため大手リフォーム業者は避ける

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームに限った話ではありませんが、リフォーム費用を抑えるために心がけたいのが「中間マージンのカット」です。

大手のリフォーム業者に工事を依頼した場合、実際にリフォーム工事をするのは大手の職人ではなく下請け・孫請けの中小の施工業者です。

大手のリフォーム業者は、大きな社屋のローン返済や事務所の家賃、事務員や営業マンの人件費、コマーシャルや広告の費用など、実際にリフォーム工事で必要なコストとは別の費用がかかります。

工事代金から大手リフォーム業者が中間マージンを取り、「この値段で工事して欲しい」と下請けの施工業者に依頼し、下請けの施工業者もさらに中間マージンをとって孫請けに工事を任せます。

結果として、実際にリフォーム工事の費用として必要な金額は、孫請けがわずかに確保した自社の利益分と材料費などの原価分だけです。

大手リフォーム業者に工事をお任せすれば、アフターフォローが手厚い、工期の融通が利きやすいなどのメリットはありますが、中間マージンの金額に見合うほどのメリットでもありません。

しかも、親請けばかりが中間マージンで利益を得て、実際に施工する下請け・孫請けの儲けは少ないとなれば、手抜き工事や施工不良も心配になります。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォーム費用を抑えながらしっかりとした仕上がりを期待するには、中間マージンのカットがもっとも有効です。

できるだけ大手リフォーム業者を避けて、直接施工してくれるあなたの街の施工業者にお任せしましょう。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームはあなたの街の施工業者にお任せ!

人気が高いガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームを成功させるためには、ガルバリウム鋼板の施工実績が豊富な業者にお任せするのが一番です。

デザイン性が高いガルバリウム鋼板の外壁は、どう考えてもマッチしない住宅もあるので、まずはプロの業者に相談してアドバイスを請うべきでしょう。

また、業者によっては見本板を見せてくれたり、完成予想のイメージをCGで作ってくれたりもするので、マイホームにガルバリウム鋼板がマッチするのかを冷静に検討する必要があります。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームを少しでも安く、しかも高品質に仕上げてもらうには、中間マージンをとられてしまう大手のリフォーム業者を避けて、あなたの街の施工業者にお任せするのがベスト。

外壁塗装パートナーズでは、カンタン3ステップで最大3社の優良な施工業者を紹介させていただきます。

紹介させていただくのは、あなたの街で評判の良い施工業者ばかりですから、きっと想像以上の仕上がりにご満足いただけるでしょう。

ガルバリウム鋼板の外壁へのリフォームのご相談は、外壁塗装パートナーズにお任せください!