新生ホームサービスの外壁塗装に後悔?保証が切れた後の対処法
新生ホームサービスで外壁塗装をした方から、「ひび割れが出てきた」「塗膜が剥がれてきた」「保証期間が過ぎていてどうすればよいかわからない」といった相談が増えています。
特に、フォーシーズンやサングラッセなどの石材調塗材で施工した外壁では、サイディング外壁との相性や補修方法に注意が必要です。
この記事では、新生ホームサービスで施工した外壁に不具合が出た場合の考え方や、保証が切れていた場合の対処法について解説します。
新生ホームサービスとは、どんな会社?
新生ホームサービスは外壁リフォーム・外壁塗装を扱っていた会社
新生ホームサービスは、兵庫県神戸市に本社を置くリフォーム会社で、外壁や屋根のリフォームの他に、太陽光発電、エクステリア、屋内リフォームや、オール電化なども取り扱っています。
外壁リフォームでは、フォーシーズン、サングラッセ、グラファインなどの自然石調・セラミック系の意匠性が高い塗材を主に提案する業者として塗装業界では有名な会社です。
消費者庁から行政処分を受けたことがある
新生ホームサービスは、過去に消費者庁から行政処分を受けたことがあります。
消費者庁は2022年6月、新生ホームサービス株式会社および株式会社新生ビジネスパートナーズに対し、訪問販売に関する業務の一部について、9か月間の業務停止命令を出しました。
対象となったのは、訪問販売における勧誘、申込受付、契約締結に関する業務です。
ただし、過去に行政処分があったからといって、すでに施工済みの外壁不具合がすべて無償補修の対象になるわけではありません。保証の有無や対応範囲は、契約書や保証書の内容によって異なります。
新生ホームサービスの塗装で使われていた主な塗材
新生ホームサービスが販売・施工に使用していた販売していた、代表的な石材調の塗材をいくつか紹介します。
フォーシーズン
フォーシーズンは、和風・洋風を問わない石材調の仕上がりが特徴で、天然石を使用した意匠性の高い外壁に仕上げられます。
特徴として、以下のような性能があります。
- 珪藻土配合
- 天然石仕様
- 装飾性・耐久性
- 防藻・防菌・防カビ
- 基本カラー20色のカラーバリエーション
フォーシーズンは見た目の高級感が出やすい一方で、石材調の塗材であるため、ひび割れや剥がれが起きた場合の補修には注意が必要です。
特にサイディング外壁に施工されている場合、外壁材の動きや目地部分の劣化に塗膜が追従できず、ひび割れが目立つケースがあります。
サングラッセ
サングラッセは、太陽光を反射しやすいことや、天然石を使用しているため色の変化が少ないことなどが特徴として挙げられます。
特徴として、以下のような性能があります。
- 耐候性・撥水性
- 装飾性・耐久性
- 防藻・防菌・防カビ
- 基本カラー20色のカラーバリエーション
サングラッセも石材調の質感を持つ塗材のため、通常の単色塗料とは仕上がりや補修の考え方が異なります。
ひび割れや剥がれが出ている場合は、表面だけを簡単に塗り重ねればよいとは限らず、既存塗膜の密着状態や外壁材の動きまで確認する必要があります。
グラファイン
グラファインは、高品質の無機質骨材を使用しているため、耐久性・耐候性が高く、石材調の仕上がりによって建物の外観を豊かに見せる点が特徴的です。
特徴として、以下のような性能があります。
- 耐候性・撥水性
- 装飾性・耐久性
- 防藻・防菌・防カビ
- 豊富なカラーバリエーション
グラファインも、石や骨材を含む意匠性の高い塗材です。そのため、劣化や不具合が出た場合は、通常の外壁塗装よりも補修跡が目立ちやすかったり、既存の質感に合わせるのが難しかったりすることがあります。
レジス
レジスは、自然石配合多彩模様塗材です。自然石であるマイカ、つまり雲母を配合することで、光による多彩な発色や立体感を演出できるとされています。また、塗料の厚みを抑えることで、既存下地の質感を活かしながら意匠性を高める塗材です。
特徴として、以下のような性能があります。
- 耐候性
- 装飾性
- 可撓性(弾性)
- 施工性・軽量性
- 基本カラー20色のカラーバリエーション
レジスは、フォーシーズンやサングラッセとは異なり、自然石配合の多彩模様塗材として紹介されています。石材調の風合いを持ちながら、既存下地の質感を活かす仕上がりが特徴です。
ただし、実際に不具合が出た場合は、どの塗材であっても、まず既存塗膜の密着状態や下地の動きを確認する必要があります。
ヴィスタス
ヴィスタスも、自然石配合多彩模様塗材です。自然石を配合した意匠性のある仕上がりや、下地の模様を活かせる仕上がりが特徴とされています。
特徴として、以下のような性能があります。
- 耐候性
- 装飾性
- 可撓性(弾性)
- 施工性・軽量性
- 基本カラー10色のカラーバリエーション
外壁がサイディングの家で不具合報告
新生ホームサービスで施工された外壁について、「30年もつと聞いていたのに、10年前後でひび割れや剥がれが出てきた」という相談が寄せられています。
石材調塗材は、正しく使えば意匠性や耐久性の高い仕上がりが期待できる塗材です。しかし、外壁材との相性や施工方法によっては、想定より早く不具合が表面化することがあります。
特に注意したいのが、窯業系サイディングの外壁に、石材調塗材が施工されているケースです。
なぜサイディングの家に不具合が起こるのか
サイディングは、建物の外壁に張るボード状の外壁材です。現在の戸建住宅では広く使われている外壁材ですが、サイディングボード自体は経年劣化によって反りや浮きが出ることがあります。
また、サイディング外壁では、ボード同士の継ぎ目やサッシまわりにコーキングが使われています。このコーキングが、外壁材の動きや収縮を受け止める役割をしています。
つまり、サイディング外壁は、外壁材そのものが完全に動かない構造ではありません。ボードの伸縮、反り、目地の動き、コーキングの劣化などが起こる前提でメンテナンスが必要になります。
一方で、石材調塗材は、石や骨材、貝殻などを含むことがあり、重厚感のある仕上がりになる反面、一般的な塗料に比べて硬く、柔軟性が低い傾向があります。
そのため、サイディングボードの動きや目地まわりの収縮に追従できない場合、塗膜にひび割れが出たり、浮きや剥がれが発生したりすることがあります。
特に、外壁材の動きが大きい家、目地部分のコーキングが劣化している家、既存下地の状態が悪い家では、石材調塗材の硬さが不具合として表面化しやすくなります。
「石材調塗材だから悪い」というわけではありません。重要なのは、外壁材との相性を見極めたうえで施工されていたかどうかです。
モルタル外壁のように、石材調塗材と相性がよい外壁もあります。一方で、サイディング外壁に使う場合は、外壁材の動きや目地の状態を考慮した施工が必要です。
実際にひび割れや剥離が起こった方の口コミ
塗り直しや補修はできる?
新生ホームサービスが扱っていた塗材以外にも、石材調の塗材はさまざまな塗料メーカーから販売されています。
ただし、石材調塗材は、もともとモルタル外壁などに使われることが多い塗材です。サイディング外壁に施工された石材調塗材に不具合が出た場合、すべての建物に共通する決まった補修方法があるわけではありません。
そのため、塗装会社によって提案する補修方法が異なることがあります。
大きく分けると、選択肢は次の2つです。
- 不具合が出ている部分だけを直す
- 外壁全体を直す
どちらが適しているかは、ひび割れや剥がれの範囲、既存塗膜の密着状態、サイディングボードの反り、コーキングの劣化状況、雨漏りの有無によって変わります。
基本的におすすめは「外壁全体を直す」です。理由は、不具合が出ているところだけを補修すると数年後、数か月後に同じようにひび割れや剥がれが発生した時に、都度補修工事をしなくてはならずキリがないためです。
不具合だけ直す|ひび割れや剥がれを埋める
不具合が一部に限られている場合は、ひび割れや剥がれが出ている箇所だけを補修する方法があります。
たとえば、モルタル系の材料でひび割れ部分を埋めたり、弾性のあるサーフェーサーを下塗りとして複数回塗布したりする方法が考えられます。
ただし、部分補修には限界があります。
ひび割れを埋めても、サイディングボード自体の動きが続いていれば、同じ場所や周辺で再び割れる可能性があります。また、剥離が起きている場合、浮いている塗膜の上から下塗り材を塗っても、根本的な解決にならないことがあります。
さらに、石材調塗材は独特の凹凸や多彩模様があるため、補修跡が目立ちやすい場合があります。
部分補修は費用を抑えやすい一方で、見た目の違和感や再発リスクもあるため、応急処置なのか、長期的な補修なのかを塗装店とよく相談する必要があります。
全体を直す|塗り直すかカバー工法か
不具合が広範囲に出ている場合や、既存塗膜の密着が弱くなっている場合は、外壁全体を直す提案になることがあります。
代表的な選択肢は、「既存の石材調塗材を剥離させて塗装しなおす」か、「外壁カバー工法」です。
まず検討するのが、既存の石材調塗材を剥離させてから塗装しなおす方法です。浮きや剥がれの原因になっている塗膜を取り除いたうえで、下地を整えて再塗装するため、塗装で仕上げ直したい場合の選択肢になります。
ただし、石材調塗材は厚みや凹凸があるため、剥離作業には手間がかかります。建物の状態によっては、費用も大きくなる可能性があります。
外壁カバー工法は、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねる方法です。費用は高いものの、新しい外壁材で覆うため、見た目を大きく変えたい場合や、外壁材の状態が悪い場合に検討されます。
このように様々な選択肢があるため、全体を直す場合は、1社だけの提案で判断するのではなく、複数の塗装店に現地を見てもらい、それぞれの補修方針と見積もりを比較することが大切です。
新生ホームサービスの保証が切れていた場合の対処法
まず大前提として、保証期間内であれば、新生ホームサービスに問い合わせることが第一です。
保証書が残っている場合は、保証期間、保証対象、免責事項を確認したうえで、現在の不具合が保証対象に含まれるかを確認しましょう。
一方で、保証期間がすでに切れている場合は、自費での補修や再塗装になる可能性があります。
その場合でも、すぐに高額な工事を決める必要はありません。まずは、現在の外壁がどのような状態なのかを確認することが重要です。
石材調塗材の不具合は、通常の外壁塗装よりも判断が難しいケースがあります。
たとえば、ひび割れだけに見えても、実際にはサイディングボードの反りやコーキングの劣化が関係している場合があります。表面の剥がれに見えても、既存塗膜の密着不良や下地処理の問題が関係している場合もあります。
どのような選択肢が取れるかは、建物の状態によって大きく異なります。
そのため、まずは複数の塗装店に現地を見てもらい、どのような補修方法・塗装方法が考えられるかを提案してもらいましょう。
特に石材調塗材が使われている場合は、塗装店によって提案内容がかなり違うことがあります。
ある会社は「部分補修で様子を見ましょう」と提案するかもしれませんし、別の会社は「塗材を剥離しないと再発リスクが高い」と判断するかもしれません。外壁カバー工法を提案される場合もあります。
一般的な外壁塗装でも相見積もりは大切ですが、石材調塗材の補修や再塗装では、通常以上に複数社で比較することが重要です。
見積金額だけでなく、以下の点も確認しましょう。
- 石材調塗材の補修・再塗装経験があるか
- サイディング外壁の動きや目地の状態を見ているか
- 部分補修と全面補修のメリット・デメリットを説明してくれるか
- 再発リスクについて正直に説明してくれるか
- 見積書に下地処理や補修内容が具体的に書かれているか
保証が切れているからといって、焦って契約する必要はありません。まずは現地診断を受け、補修で済むのか、再塗装が必要なのか、外壁カバーまで検討すべきなのかを整理することが大切です。
新生ホームサービスで施工した外壁の相談は外壁塗装パートナーズへ
新生ホームサービスで施工した外壁にひび割れや剥がれが出ている場合、どの塗装店に相談すればよいかわからない方も多いと思います。
特に石材調塗材が使われている建物では、通常の外壁塗装とは違った判断が必要になることがあります。
外壁塗装パートナーズでは、全国の優良塗装店ネットワークの中から、お住まいの地域に対応できる塗装店をご紹介しています。
ご相談時に「新生ホームサービスで施工した外壁であること」「フォーシーズンやサングラッセなどの石材調塗材が使われていること」「ひび割れや剥がれが出ていること」をお伝えいただければ、石材調塗材の補修や再塗装に対応できる会社かどうかを事前に確認したうえで手配できます。
こんな方は、一度ご相談ください。
- 新生ホームサービスで塗装して保証が切れてしまった
- フォーシーズン、サングラッセ、グラファイン、レジスなどで施工した外壁に不具合が出ている
- 石材調塗材のひび割れや剥がれで困っている
- 補修で済むのか、再塗装が必要なのか知りたい
- 石材調塗材の補修経験がある塗装店に見てもらいたい
- 親身に相談に乗ってくれる地元の塗装店を紹介してほしい
石材調塗材が使われている外壁では、見積もりを取る前に、その塗装店が補修・再塗装に対応できるかを確認することが大切です。
外壁塗装パートナーズなら、お客様の状況に合う地元の塗装店を無料でご紹介できます。
新生ホームサービスで施工した外壁の保証が切れてしまった方、ひび割れや剥がれが出て困っている方は、まずはお気軽にご相談ください。






地元の塗装職人を探してみる
N様
2015年に、訪問販売で来た新生ホームサービスから外壁塗装の提案を受けました。
石材調塗材の「フォーシーズン」は見た目がきれいで、性能も良さそうだと感じたので契約しました。
営業の方からは「30年もつ」と聞いていたので、長く安心できるものだと思っていましたが、施工から11年目でひび割れが出てきました。
新生ホームサービスに問い合わせても、「保証期間は5年です」と説明され、結局自費で修繕することになりました。
契約前に聞いていた話と実際の保証内容に差があるように感じて、とても後悔しています。