【住友林業編】ハウスメーカーで建てた我が家は、ハウスメーカーで外壁塗装したほうがいいの?

住友林業からサイディングのメンテナンスの提案を受けた
住友林業で一戸建てを建て、築10年経過のタイミングの方からの相談で一番多いのは、
「住友林業から塗り替えの提案を受けたが、かなり高額だと思うので、個別に塗装店にお願いしたい。
ですが、住友林業で建てた家の外壁(サイディング)は、やはり住友林業でしか塗装やメンテナンスはできないのでしょうか?」
というものです。
そもそも、サイディングは2000年代からシェアを伸ばしてきた外壁であること、住友林業はサイディングよりもモルタル仕上げ(貝殻が入っているシーサンドコートやジェイストンコート)の方が人気が高いので、あまり情報が入ってこないと思います。
築年数が10年のタイミングで、初めて延長保証の話と、有料メンテナンスがセットである説明を受け、戸惑っている方が多いです。
住友林業の延長保証は別ページに書いてありますので、その件がクリアになっている前提で、
住友林業で家を建てて、外壁がサイディングの方が塗装店に個別にお願いできるのか?
できるのなら住友林業に外壁塗装をお願いするべきなの、塗装店に個別にお願いすべきか?
今回は、以上の点の情報を提供したいと思います。
>>外壁塗装の相場は?単価、塗料、坪数別の価格表まとめ
サイディングとはそもそもどのような壁なのか
サイディングとはモルタルと同様に主成分はセメントで、セメントと繊維質を混ぜ合わせて、板状に工場で固めたものです。
ですので、サイディングと言われている外壁は、サイディングボードを貼り合わせて作った外壁という事になります。
サイディングはモルタル外壁に比べて、目に見えた劣化が起こりにくいので油断しがちですが、定期的な塗装が必要です。
さらにボードとボードを貼り合わせて施工をしていますので、その継ぎ目をコーキング剤で充填しています。
このコーキングの方が、サイディングボードの表面の劣化より先に来るかもしれません。
住友林業で建てた家の場合、塗装も住友林業で頼むほうがいいのか?
結論から言いますと、住友林業で外壁をサイディングにして建てた方の塗り替えが、住友林業でなければできない理由はありません。
サイディングは上に書いたように、塗装とコーキングの打ち替えの2つ作業が必須となります。
どちらも住友林業のオリジナル塗料として、シーサンドコートとジェイストンコートという塗料がありますが、どちらもサイディングの塗り替えには使いません。
また、コーキング剤は種類こそあれ、住友林業オリジナルのものはありませんので、通常の塗装店でメンテナンスが可能です。
なぜ住友林業に外壁塗装を頼むと高いのか?
住友林業の外壁塗装は、子会社である住友林業ホームテック株式会社が請け負います。
では、住友林業ホームテック株式会社からの外壁塗装の提案と、普通の塗装店からの提案でなぜここまでの金額の開きが出るのでしょうか。
その理由は明白で、利益を取ろうとする会社が1つ増えるからです。
塗装店からの見積提案は、塗装店の利益だけですが、住友林業ホームテック株式会社の見積提案には塗装店の利益にプラスして住友林業ホームテックの利益が追加されているからです。
まとめ
サイディングの塗り替えは、元の模様を活かした塗り替えもできますし、例えタイル調のサイディングだとしても、目地からガラッと色を変えるという事もできます。
どんなに高くても住友林業にお願いしたい、個別に塗装店に頼んで後悔したくないとお考えであれば、住友林業にお願いするのが懸命です。
どちらにしろサイディング外壁の一戸建ては、早め早めのメンテナンスが耐久性に大きく影響します。
外壁に何かしらの異変が出てから動くのではなく、一定の周期でメンテナンスを行うようにしてください。
より詳細な事を知りたい場合は、是非専門のアドバイザーがおりますので是非ご相談ください。