【色の基礎編】外壁塗装の色を決める前に、まずは色のことを知ろう!

  • 2018.08.16
  • 2019.06.11
【色の基礎編】外壁塗装の色を決める前に、まずは色のことを知ろう!

外壁塗装に役立つ色の知識

何年かに一度の外壁塗装で色選びに悩んでいる方。

色を選ぶ前に、まずは色ことについて知識を得ると、もっと色を選ぶのが楽になります。

今回は、初めての方でも楽に理解できるように、色についてご紹介いたします。

外壁にかかわらず、普段の生活でも応用できると思いますので、ぜひご覧になっていってください。

そもそも色って何?

元々、私たちの視界に入ってくる風景の色というのは、光で構成されています。

光を人間の目で見ると「白」にしか見えませんが、光の三原色といって、「赤・緑・青」が入っています。
光の三原色
わかりやすい例えですと、太陽の下にいるときに視界に映る風景は鮮やかに見えますが、逆に真っ暗闇にいるとさっきまで鮮明だった風景が全く見えません。
暗闇の中ですと、色は黒しか見て取れませんよね。

「でも薄暗闇だったら光がなくとも、周りの色が見えるけど?」と思うでしょうが、それは物の光が反射した色を見ているのです。

色の違いは人の目と光の量による錯覚

外壁塗装をする上で、色選び=家の外観を決めることですから、かなり真剣に色を選びます。
しかし、一生懸命考えたはずなのに、実際の家の仕上がりを見ると「この色はイメージしていたものと違う」と考える方が大半です。

しかし、それはどうにも避けられないことです。

というのも、塗装前に参考にした色の発色方法(色の表現方法)が、紙、PCやスマホ画面の両方とも、違うためです。

そして、家みたいに太陽の光で色が表現されていないため、人間の目と環境によって色の見え方が変わります。

以下から詳しく説明していきます。

色の見え方が違う理由その1
色の見え方が変わる

色は錯覚がしやすいのが常識です。

錯覚してしまう理由はいくつかありますが、外壁塗装での多くは以下の2つになります。

1. 色の面積効果

色の面積効果

以上の色を見ていただくとわかりやすいかと思うのですが、色は面積によって薄く見えたり、濃く見えたりします。

また、色は有彩色(赤や緑など)と無彩色(白と黒)に分けられるのですが、特に有彩色は面積によって色がぶれます。

種類 小さな面積 大きな面積 有彩色
明るい色 そこまで明るくない 一層明るい色に見える 彩度が高くなる
暗い色 そこまで暗くない 一層暗い色に見える 彩度が低くなる

2. 照明光による色の見え方

冒頭でも言いましたとおり、色は光によって構成されているため、逆に言えば光源によってどうにでも操作できるということです。

色決めで失敗する方の特徴として、室内でモニターを見ながらカラーシミュレーションをいじったり、色の見本を見比べます。

つまり照明の光(人工的な光)で見比べているわけです。

家は常時自然の光(太陽の光)によって晒されているわけですから、色が異なって見えても仕方ないのです。

パンフレットを外と室内で比較してみた

※SK化研の水性セラミシリコンシリーズパンフレットを使用

色の見え方が違う理由その2
PCやスマホ画面上の色は繊細すぎて参考にならない

PCやスマホのカラーシミュレーション発色方法

大手のリフォーム会社が、イメージがしやすいようにカラーシミュレーションを作っていますが、あれはPCやスマホのみで再現できる色ので、実際の外壁塗装で表現できる確率がかなり低いです。(業者さんの調色のスキル云々の話ではないです)

PCやスマホのモニター越しに移る多彩な色は、モニターが電気を使って光を出力して色を表現しています。

加法混色といって、黒を下地として、白に近づきながら色を重ねていく方法です。
加法混色
電子機器の画面は必ず真っ黒です。
冒頭でも言いましたが、色は光でできているため、機器内部で光を出力して色を重ねて発色させています。

環境の光(画面を見る環境)にもよって色の見え方は変わるため、紙よりも一番色の見え方が変わりやすいのです。

言うなれば、家が巨大なモニターで映し出されていて、太陽の光に影響を受けない環境であれば、画面で見たままの色を表現できます。

現実問題それは無理ですので、電子機器越しの色決めはおすすめしません。

色見本紙の発色方法

塗装業者よく使用している紙の色見本は、印刷機のインクによって色が表現されています。

色を作り出す方法としては、減法混色と言って、白を下地として黒に近づきながら色を混ぜる方法です。
減法混色
インクや紙の素材にもよって色の見え方が変わるため、印刷機が違うと色も異なるように見えます。

よくPCやスマホに取り込んだ画像をプリントすると、実際出来上がった写真がどうもはっきりしない、なんてことがあるかと思います。

印刷機の減法混色では、電子機器の加法混色より繊細な色を表現できないためにこのようなことが起こるのです。

まとめ

色は外観の全てを握っています。

今回は色の基礎と絡めてお話しましたが、あまり深く考えずに気楽に色決めをすることが、外壁塗装における色決めの成功だと思います。

せっかくの機会ですから、検討されている方は、ぜひ楽しんで色を選んでいただければと思います。

お悩みの方は外壁塗装パートナーズまでご相談ください。