外壁塗装の見積もりを複数社からとったら、塗装面積がバラバラなので比較ができません…どう判断すればいいのでしょうか?
なぜこのような違いが出るのですか。
外壁面積の算出にはいくつかの方法があります。
①現地調査で実際に採寸を行い外壁面積を算出する
②図面に記載のある寸法から外壁面積を算出する
③延べ床面積から外壁面積を算出する
基本は①、②の方法で算出している塗装店が多いです。
新しい家でも意外と実際に建っている家と図面上の数字がずれていることが多いです。
築年数が古くなるほど図面も古くなりますので、①と②の方法で算出される面積にも違いが出てきます。
③の方法も悪いわけではありませんが床面積が同じでも、当然デザインや高さは家ごとに違いますので他の方法に比べると正確性には欠けます。
あまりに違いが大きい場合は外壁面積から窓の面積を抜いていないケースや、付帯部として別に算出される部分(玄関ドアや軒天、雨樋など)まで、外壁面積の中に組み込まれているケースが考えられます。
付帯部は非常にパーツが多く「ここは塗らなくていい」「塗るべきだ」と塗装店によって考え方の違いがあります。
塗装面積が10%以上違う場合は各塗装店さんにどこまで塗るのか確認をしたほうが良いです。
極端に面積が小さい塗装店は本来塗装が必要な部分まで省いてしまっている可能性もあるので注意しましょう。