古いトタン外壁・屋根の張り替え費用は?外壁塗装よりも「張り替え」がおススメの理由

古いトタン外壁・屋根の張り替え費用は?外壁塗装よりも「張り替え」がおススメの理由
こんな方向けの記事です

  • 外壁や屋根にトタンを使っている
  • トタンのメンテンナンスやリフォームをしたい
  • トタンの張り替え費用がいくらかかるのか知りたい

この記事を見ている方は外壁や屋根にトタンが使われていることと思います。

たしかに、現存している古い住宅では外壁にトタンが採用されていることが多く、どこもかしこもサビだらけになっている印象があります。

外壁に古くなってしまったトタンが使用されている住宅のメンテナンスを考えている方には『張り替え』によるリフォームをおすすめします。

トタン外壁の張り替えについて詳しく解説していきましょう。

この記事でわかること

  • トタンの張り替え費用
  • トタン外壁のメンテナンス方法
  • なぜ今の外壁に使われているトタンは張り替えるべきなのか

トタン外壁は『張り替え』は見違えるように生き返る!

古くなってしまったトタン外壁のメンテナンスは、塗装の塗り替えだけでは不十分です。

特に、すでに全面がサビに侵されているようなトタンや、侵食が進んで朽ちてしまい穴や破れが発生している場合は、いくら塗り替えても新品のようには美しくなりません。

古くなってしまったトタン外壁は『張り替え』によるリフォーム工事を施すのがベストです。

真新しいトタンに張り替えることで、外壁は見違えるように生き返ります。

  • トタン外壁なんて、古臭くてイヤだ
  • サビだらけ、穴だらけで、トタンはみすぼらしくなる
  • ガレージや工場みたいで格好が悪い
  • 住宅に使ってもいい建築材料だとは思えない

こんな感想を抱いている方は、トタンの張り替えリフォームをしたばかりの外壁を見たら、きっと「え?こんなにキレイになるの?」とか「これ、本当にトタンなの?」と驚くはずです。

では張り替えにはいくらぐらいかかるのか気になりますよね、次ではトタン張り替えの費用を解説します。

外壁トタンの張り替えリフォームの費用・相場は?

トタンを全面張り替える費用の相場は100~170万

トタン外壁の張り替えリフォームは、全面がトタンだった場合、100~170万円が相場です。

外壁のリフォームとしてもっとも安価な外壁塗装の相場が100~140万円ですから、わずかに高くなると考えれば良いでしょう。

ただし、この相場は「全面がトタンだった場合」を想定しています。

住宅の外壁にトタンを採用する場合、全面をトタン張りにする方はあまりいません。

たとえば腰の高さまでは板張りで、それよりも上がトタン張りであったり、ある1面だけがトタンであったりといった施工が多いため、張り替え面積が狭くなれば、その分だけ安くなります。

実際の出費は相場の50~70%前後、つまり50~100万円程度になるはずです。

張り替えリフォーム時には断熱材の充填が必須!

トタン外壁の張り替えは、トタンだけを張り替えれば良いというわけではありません。

トタンは非常に熱に敏感な外壁材で、暑い日差しを受ければ熱くなり、冷たい空気にさらされれば冷える性質を持っています。

外気の暑さ・冷たさを室内に伝えてしまわないためにも、壁の内部に断熱材を充填しなくてはいけません。

古いトタン外壁の住宅では、壁の内部に断熱材を充填していないことが多いので、室内を過ごしやすくするためにも断熱材は必須です。

工事費用に含まれる内容は?

トタン外壁の張り替えリフォーム工事には、次の内容が含まれます。

  • 高所作業のための足場代(外注)
  • 既存のトタン外壁の撤去費用
  • 断熱材の充填
  • 新規のトタン外壁の材料費と張り替え工賃
  • 古いトタンなどの運搬や廃棄処分の費用

特に断熱の必要がない倉庫などのリフォームであれば断熱材の充填は不要になるため、材料費と工賃を含めて5~10万円ほど安くなるでしょう。

新調する外壁をガルバリウム鋼板にすると高くなる?

トタン外壁の張り替えリフォームでは、新調する外壁材も金属系の軽量なものを選ぶ必要があります。

そこで候補に挙げたいのが、トタンよりも耐用年数が10年も長いガルバリウム鋼板ですが、やはり気になるのはお値段でしょう。

ところが、実はトタンとガルバリウム鋼板は材料費にほとんど差がありません。

縦180㎜×横60㎜のお値段の差は300円程度。

仮に100㎡分の張り替え工事でトタンからガルバリウム鋼板にグレードアップさせても、その差は1万円程度しかありません。

よほど気に入った色や模様がトタン製品でしか販売されていないというケースでもなければ、張り替えにはガルバリウム鋼板の採用がおすすめです。

トタンの寿命は20年!多くの住宅では寿命が過ぎているため張り替えが必要

トタンの寿命は20年といわれています。

潮風が吹く地域や、道路沿い・工業地帯などのように鉄粉が空気中に舞っている地域では10~15年が限界でしょう。

1970年代を中心に1980年終わりころまで盛んに採用されてきたトタン外壁は、2000年を迎えるころまでにほとんどが寿命をまっとうしていることになります。

寿命を過ぎたトタン外壁は、表面に施された塗装のコーティングが剥げてしまい、そこからサビが広がってしまいます。

また、トタンは非常に薄いため、ちょっとした衝撃などで凹みや歪みが生じます。

凹みや歪みが生じた部分は塗膜が破れてしまい、トタンの素地がむき出しになってしまうため、サビが発生するわけです。

さらに、トタン外壁の施工時は、大きなトタンを任意のサイズに切断して使用します。

すると、必ず塗装のコーティングやめっき加工のない切断面が端に露出することになり、その部分からサビの侵食が広がります。

古いトタン外壁をみると、地面に近い端がボロボロに朽ちていることがありますが、これは水分が下に落ちて切断面に触れ、時間をかけてサビが侵食したためです。

施工から20年を過ぎているトタン外壁は、どんなに丁寧なメンテナンスを繰り返していても切断面のサビによる侵食が広がり、確実に寿命を迎えているのです。

トタン外壁のメンテナンス方法

トタンは、モルタルのようにひび割れを起こすことがない優れた建築材料だといえます。

ただし、メンテナンスを怠るとあっという間に劣化してしまい、外壁としての機能が大きく害されてしまいます。

10年に一度の外壁塗装が基本

外壁にトタンを採用した場合、まず心得ておきたいのは10年に一度は塗装の塗り替えが必須であるということです。

工場出荷の段階で塗装されているカラートタンのコーティングは、10年ともちません。

施工から10年以内にコーティングを強化するために外壁塗装を施す必要があります。

塗装を塗り替える際には、表面に生じたサビを丁寧に除去し、さらに下地材としてサビ止め塗料を塗装したうえで、色付きの塗料を上塗りします。

サビ止めなしで上塗りしてしまうと、塗膜の中でサビが成長し、早ければ数週間で塗膜を破って表面にサビが露出することがあるので注意が必要です。

20年を目安に『張り替え』が必要

トタンの寿命は20年です。

切断面からの劣化などを考慮すると、丁寧にメンテナンスを繰り返していても、20年に一度は張り替えが必要だと覚悟しておくべきでしょう。

トタンを張り付ける際には、必ず「重なり」が生じます。

たとえ20年以上の耐用年数を誇る塗料を使ったとしても、重なりによって隠れた部分までは塗装できません。

重なりによって隠れた部分から劣化が進んでしまうため、トタンを外壁に採用した場合は、

  • 10年後までに塗装の塗り替えリフォーム
  • 20年を迎えるころには張り替えリフォーム

という流れでメンテナンス計画を立てておくべきです。

『カバー工法』は向いていない

外壁のリフォーム工法のひとつとして『カバー工法』という方法があります。

カバー工法とは、モルタルやサイディングの既存の外壁をそのままに、上から新しい外壁材で重ね張りするリフォーム工法です。

真新しい外壁材を重ね張りすることで、既存の外壁を除去する工程を省略し、工事費用が節約できます。

また、重ね張りする分だけ外壁の厚みが増えるため、耐久性や防音性も増すというメリットがあります。

カバー工法ではガルバリウム鋼板製のサイディングボードを使用するのが一般的です。

ガルバリウム鋼板製のサイディングボードは、窯業系と呼ばれるスタンダードなサイディングボードと比べると自重が5分の1程度しかないため、住宅の躯体に対する負荷が大幅に軽減されるからです。

すると、既存の外壁がトタンの場合でもカバー工法によってリフォームできるのではないかと考えてしまうでしょう。

ところが、既存の外壁がトタンの場合は、重ね張りする外壁材がトタンはもちろんガルバリウム鋼板であってもカバー工法はおすすめできません。
下地にサビが多いトタンがあると、重ね張りするトタンやガルバリウム鋼板にまでサビが伝染ってしまうからです。

この現象を「もらいサビ」といいます。

トタンは非常にもらいサビに弱く、またサビを伝染させやすい外壁材なので、カバー工法は不向きです。

既存のトタン外壁が劣化している場合は、カバー工法で済ませるのではなく、張り替えを選択しましょう。

トタン外壁から窯業系サイディングへのリフォームは可能?

トタンの外壁が劣化してきたので、スタンダードな窯業系サイディングボードに張り替えたいと考える方がいますが、このリフォームは不可能です。

既存の外壁がトタンだった部分は、トタン外壁の重量に耐えられる程度の設計になっています。

そこに、重量が5倍近い窯業系のサイディングボードを張り付けてしまうと、住宅の躯体がバランスを崩してしまうのです。

窯業系サイディングボードを張り付けたからといって、いきなり倒壊するなどといった事態は起きませんが、万が一、大規模な地震災害などが起これば躯体が外壁を支えきれず倒壊や崩落が発生するおそれがあります。

トタン外壁からの張り替えは、同じくトタンか、またはガルバリウム鋼板などの金属系サイディングボードしか使えないと心得ておきましょう。

まとめ:トタン外壁の張り替えは外壁の専門業者に相談を!

トタン外壁の張り替えリフォーム工事について詳しく解説しましたが、最後にもうひとつだけお伝えしたいことがあります。

それは、いきなり有名な大手リフォーム会社にお願いするのではなく、あなたの街で評判が良い外壁の専門業者に相談し、工事内容やリフォーム費用をしっかりと比較するべきだということです。

大手リフォーム会社は、営業マンや事務員の人件費、会社事務所の家賃、広告費用などに莫大なコストがかかるため、工事費用にしっかりとその分が上乗せされています。

しかも実際に施工するのは下請け・孫請けの業者なので、大手リフォーム会社は中間マージンを取るだけです。

ムダなコストや中間マージンをカットすれば、トタン外壁の張り替えリフォーム工事は費用がグッと抑えられるでしょう。

外壁塗装パートナーズでは、中間マージンがかからない直接施工の優良な専門業者を最大3社までご紹介いたします。

ご紹介する専門業者は、外壁リフォームの実績が豊富で、あなたの街で評判が良い業者を厳選しているので、安心してリフォーム工事をお任せできます。

「古くなったトタンを張り替えたい」というご相談だけでなく、トタンの張り替えとあわせてマイホームを全体的にイメージチェンジしたいといったご要望にもしっかりとアドバイスさせていただきます。

トタン外壁の張り替えリフォームを検討中の方は、ぜひ外壁塗装パートナーズまでご一報をください。

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