外壁塗装前に知っておくべき4つのメリットとデメリットをご紹介

外壁塗装前に知っておくべき4つのメリットとデメリットをご紹介

外壁塗装は10数年に一回しか行わないものでわからないことが多いはずです。

特に外壁塗装は高額であることには間違いありません。
そのためメリットやデメリットをしっかりと考慮して外壁塗装を検討したいですが工務店の営業マンやリフォーム会社ではメリットに情報が偏っているとお考えでメリット・デメリットを公平に知りたいという方もいるかと思います。

そこで今回は中立的な立場として外壁塗装を行うメリット・デメリットを紹介します。

この記事を読むことで外壁塗装をなぜしなければならないのがわかり、また失敗しないために気を付けるべきことがわかります。

外壁塗装をするメリットとデメリットをしっかりと理解し外壁塗装に失敗しないための知識を付けていきましょう。

外壁塗装のメリットとデメリットは?

一戸建ては、定期的に外壁塗装のメンテナンスをしていく事が義務付けられています。

必ずしなければならないからには、当然メリットがあるわけですが、反面ものごとにはデメリットもつきものです。

今回初めて外壁塗装を検討している方も、2回目以上の方も、失敗のない満足のいく塗り替えになるよう、事前にメリットとデメリットを対比しながら学んでおいて頂きたいと思います。

外壁塗装のメリット4選

メリット1:建物の耐久性を高める

木造建築
一戸建ては、そのほとんどが木造です。
木で骨組みを作り、壁を作ります。

そしてその周囲を木材ではない素材で、より頑丈に囲って強度を増し、断熱性能を高めています。
その役割が現在外壁シェアで8割に上るサイディングであり、かつてはモルタルと呼ばれるものでした。

しかし、外壁として使用されるサイディングとモルタルは、防水性が高くありません。
よって最後の砦として、一番外側を塗料の膜によって覆っているのです。
モルタル壁の断面図

外壁塗装という名称が、単に綺麗にすることを目的としているような印象を与えてしまい、女性の方などは普段自分がしているお化粧をイメージしてしまうのですが、実際はお化粧というよりも、その前に行う化粧水や乳液クリームによる保湿の方が近いです。

ですから、この塗料の膜(塗膜)の効果が薄れてきてしまう事=外壁の損傷に即つながってしまいます。

外壁塗装は建物の耐久性を高めるための、最良にして唯一といって良い手段ですので、これがメリットです。

サイディングとモルタルについてはこちらの記事をご覧ください。

メリット2:汚れがきれいになる

外壁塗装をする際には、一番最初に「清掃」という工程が入ります。

普段お化粧をする際に、前の日の化粧の上にする事はせず、まずは洗顔をすると思います。
家の外壁塗装も同様に、まず洗顔ならぬ清掃をして、長期間外に晒された汚れを高圧洗浄機で落とします。
屋根の洗浄
この高圧洗浄機は、業務用なので市販されている某有名メーカーの高圧洗浄機よりもさらに強力で、長年ついた汚れや苔などがかなり落ちていきます。

これは大きなメリットで、「清掃・洗浄」サービスだけでも需要はあると思える程です。

高圧洗浄についてがこちらをどうぞ。

メリット3:外壁塗装で新築のようにピカピカになる

外壁塗装の一番の目的、メリットは建物の耐久性を高める事ですが、普段の生活にダイレクトに影響するのは、やはり新築時のような綺麗さを自宅が取り戻すことです。
外壁塗装のビフォーアフター
全く違う色にイメージチェンジする事も普段の生活に張りを与えますし、新築時と同様の色への塗り替えですら、徐々に汚れていった自宅の変化は認識できておらず、塗り替え後にこんなに白かったのか、こんなに汚れていたのかと驚く方も多いです。

普段はカジュアルな装いでも、冠婚葬祭などできちっとした服装をした時に、気持ちの高揚を感じたことは無いでしょうか?

逆に、子供の頃に着たくもない服を着せられ、1日中低いテンションで過ごした記憶はないでしょうか?

メリット4:定期的に塗装することで結果的に節約になる

いま新築から10年ほどが経過していて、初めて外壁塗装を検討している方にとっては、今回の塗装で終わりという事はありません。

また10年後、15年後再度塗り替えが必要となります。
それは今の住まいに住み続ける限り続きます。

もし手元の資金が減るというデメリットにだけ目を向けて、外壁塗装の時期を少しでも後ろにずらしていくと、何が起こるのでしょうか?

サイディングやモルタルを守っていた塗膜の効果はなくなり、雨水が直接内部へと染み込んでいきます。

そして、防水性の低いサイディングやモルタルは崩れていってしまいます。
そうなれば塗装の範疇ではなく、外壁の張り替えという大きな工事となり、より高額な費用がかかる事になってしまいます。

結果として、トータルでかかるコストが高くついてしまいます。
適切なタイミングでの外壁塗装は、住宅にかかる費用を抑えることができるというメリットもあるのです。

外壁塗装のデメリット4選

デメリット1:建物の耐久性が落ちる

え?さっき建物の耐久性が上がるって言ってなかった?と疑問に持つ方もいるでしょう。

最近は外壁の素材も変わり、さらに塗装に使う塗料は日進月歩で進化を遂げています。
結果として、従来の塗装の仕方を踏襲してしまうと相性が悪いというケースが出てきてしまうようになりました。

知識が乏しく、新しい情報を収集しようとする意欲がない塗装店が、うっかり誤った下塗り塗料、間違った塗料を塗ってしまった結果、想定外に早期の塗膜のふくれ剥がれなどが発生し、建物の耐久性を逆に落としてしまうという事も起きてしまいます。
塗膜の剥がれ(剥離)
これがメリットの裏にひそむデメリットです。

水ぶくれについてはこちらをご覧ください。

デメリット2:工事期間が長い

外壁塗装のデメリットとして、工事期間が長期に及ぶことが挙げられます。

塗装が実施されている間は、足場が家中を囲い、さらに外部に塗料が飛散しないようにシートで囲われます。
障害物が家じゅうを覆うわけですから、日当たりは確実に悪くなります。

窓も養生がなされ、開けることはできなくなります。
また塗料の塗り始めから完全に乾くまでは、塗料の臭いがします。

部屋に入ってきた臭いを追いだしたくても、窓は外からビニールで覆われて開ける事ができないため、換気扇で根気よく出していくしかありません。

そしてその期間中ずっと塗装職員が敷地内に出入りしますので、通常家にいる時も部屋の中を除かれるのを防ぐためにカーテンは閉めっぱなしとなります。

デメリット3:イメージと違う仕上がりの可能性がある

イメージチェンジができるというメリットの裏にひそむデメリットとして、自分が想像していた塗り上がりイメージと実際の塗り上がりにギャップが生じてしまう可能性があるというものがあります。

これはどれだけ色見本を見ていたとしても目の錯覚で発生しうるものなので、心配な方は実際に自分が使う塗料を使った別のお宅の写真を見せてもらうなどして、なるべく齟齬が起きないように心がけるのが良いと思います。

デメリット4:塗装工事が高額

外壁塗装は決して安いものではありません。
屋根塗装も合わせれば、100万円を下る事はまずない高額商品・サービスです。

住宅に関わる商品で100万円を超える高額の商品は、あとは太陽光発電しかありません。

しかし太陽光発電は高額ではあるものの導入後は電気代が下がり、さらには余った電気を売って収入を得ることができるというものですので、金額の高さ自体にはデメリットとはなりません。

翻って塗装の場合は、そのような金銭的メリットはありません。
あくまで建物の耐久性を高める美観をよくするという物理的なメリットを得るための対価です。

ですので、手元からお金が減るということ自体は間違いなくデメリットです。

まとめ

外壁塗装のメリットにだけ目を向けていると、思わぬ失敗を招くこともあります。
デメリットばかり見て後回しにしていると、大きなしっぺ返しが来てしまいます。

しなければならない作業として取り組むのではなく、資産としてのご自宅を健常に保つ綺麗さを取り戻すイメージチェンジもできます。

遮熱や断熱もできる塗料もあれば、汚れがつきにくい塗料クラック(亀裂)が入りにくい塗料にする事もできると、前向きに検討段階から、塗料決め、色決めなども楽しんで頂けたらと思います。

そのために、私達の知識やネットワークが少しでもお役に立てば幸いです。

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