外壁塗装に適した時期はいつ?どの季節でもできるのか?

外壁塗装に適した時期はいつ?どの季節でもできるのか?

梅雨時や冬は避けてほうが良いって本当?

外壁塗装や屋根塗装は、どの季節に実施するのがベストなのでしょうか?

そもそも塗装をしてもらってはいけない季節はあるのでしょうか?

以前は梅雨時や冬は避けたほうが良いと言われていたりもしましたが、実は今はそのような事はありません。

昔言われていたのは、夏場は高温で塗料の伸びがよく、冬場は寒いので塗料の粘度が高くなり過ぎてしまい、他の季節と比べて多くの塗料が必要となるので費用がかさむというものでした。

昨今は塗料メーカーの改良が進み、相対的には夏の方が塗料の伸びが良いのは間違いありませんが、塗装費用に差が出るほどの違いはもうなくなっています

塗料の伸びの違いによる塗料代の差額はない

塗料は、一斗缶などの缶単位で仕入れます
そしてこれをぴったり綺麗に使い切ることができる方が稀です。

元々3缶では足りないが4缶あれば足りる、と計算して見積金額に反映します。

そして残った塗料は使い回すことはできませんので、塗料代の計算はあくまで一缶単位になります。

多少の塗料の伸びの違いあったとしても、塗料代に差が出ないのはこの余る塗料も含めて見積もっていますので、その違いは誤差として吸収されてしまうからです。

梅雨時は避けたほうが良い?

梅雨時は雨があるので避けたほうが良いのではと思われますが、雨が降っていない限り、実は比較的高温の時期です。

塗料も乾きやすく、夏場に比べれば作業はしやすいので、決して塗装に適していない時期とは言えません。

雨は塗装にとって天敵なのは間違いありませんが、日本はどの季節でも雨は降ります。

むしろ塗装期間中に1日も雨が降らないということの方が稀です。

しかし梅雨時は避けたほうが良いという意見が根強いのはなぜでしょうか?

理由その1 工事期間が長くなる

塗装工事は雨で延期されるので、塗装期間が他の季節と比べると長くなります

塗装期間中は足場が常に組まれている状態ですので、当然短く済むに越したことはありません。

理由その2 施工不良に遭うリスクが高まる

悪質な業者に頼んでしまった場合に、雨が降っている中でも工期が延ばしたくないばかりに強行したりと、施工不良に遭うリスクが高まるという事です。

梅雨時に依頼する場合は、より慎重に塗装会社を選ぶ必要があるということは覚えておいて欲しいと思います。

春や秋がやっぱりベストなのか?

どの塗装屋さんに話を聞いても、暑くなく、寒くない春秋の時期は作業がしやすいのは間違いありません。

屋根表面は、夏場には最高70度を超えたりしますので、人間が作業する限り、過ごしやすい季節の方が好まれるのは間違いありません。

しかし翻って塗装をしてもらう施主の立場で考えると、春や秋に塗装を行ってもらうメリットは実は特段ありません。

むしろ繁忙期ですので、金額は高くなる傾向があります。

せっかくエアコンを使わなくてもよい気持ちのよい季節であるのに、塗装の際には窓を閉め切っていなければならないので、その点はむしろデメリットと言えるかもしれません。

結局いつがいいの?

どの季節でもあまりこだわる必要がないというのが結論になります。

梅雨時ではなくても雨は年中降りますので、相対的に雨で延期される率が少ないというだけですし、夏場は作業するには最悪ですが、塗料の乾きで考えれば適しているといえます。

メリットとデメリットは裏表ですから、あまりに気にしすぎる必要はありません。

そんな事に気を配るのであれば、優良な塗装会社さんかどうかを見極める事にパワーを使った方がよほど良い塗装になると思います。
しかしそれでも明確に塗装が推奨されていない条件が2つあります。

  • 気温5度以下
  • 湿度85%以上

この2点は各メーカーの塗料カタログにも記載されています。

あまりに気温が低い冬の朝晩や、霧が出ているなどの高湿気状態の時は塗料の乾燥が遅くなるため、乾燥期間に何かしらの不具合が起きるリスクが高くなってしまいます。

まとめ

上記の気温5度以下、湿度85%以上の状態でも全く塗装をしてはいけないというわけではありません。

塗装は、塗料が固まったら、本来の塗料の硬化が発揮されます。

その硬化がしないというわけではなく、硬化までの時間が長くなるので、その間に様々な症状が出てしまう可能性が高くなるので推奨をしないとされているのです。

しかし塗膜の硬化がしやすい高温で、乾燥状態の日は硬化が早すぎるため、塗装自体は技術的に非常に困難を極めます。

結論として、やはり季節を気にし過ぎるよりも、知識と経験、そして誠実さのある塗装会社さんを探すことに注力した方が満足した塗装に間違いなくなると思います。